29.バッテリーを補充電しました(2005.11.20)

先日来、うちのプントのエンジンは本調子ではない感じです。
郊外を飛ばしていると調子が良いのですが、町中で低速走行を続けると、なんだかトルク不足気味でアクセルを軽く踏み込んだ際の回転上昇にもパンチが無いような気がします。
また、交差点で信号待ちしていると、ウィンカーの点滅に合わせてアイドリングが上下するため振動が気になります。

これはどうもバッテリーが弱ってきて、電力が不足気味なのではないと考えました。
うちのプントは最近、家内の「ちょい乗り専用車」になってしまい、平均車速は20km/hという自転車並の有様です。おまけに、夏場はエアコンをガンガン効かせて市内をとろとろ走行することも多く、バッテリーの充電も十分ではありません。
そこで今日は、バッテリーを補充電することにしました。

試しにバッテリーの電圧を測定してみると、エンジン停止時で「12.78V」ありました。
このくらいの電圧があるなら、バッテリーはさほど問題無いような気もします。
でもせっかくその気になったのだから、今日はなんとしても補充電しましょう(笑)

バッテリーを車載したまま充電器を接続すると、ダイオードなどの電源回路やコンピュータなどに悪影響を与える恐れがあるので、バッテリーの補充電はクルマから降ろして行うのが基本です。

ところが最近の欧州車は、バッテリーを長時間外すとイモビライザーなどの防犯装置やコンピュータの診断装置のメモリーなどがリセットされてしまい、難儀することがあるそうです。

そこで、「充電中は、他のバッテリーを車体に接続しておく」ことにしました。

幸い、ガレージには以前の愛車「マツダ・クロノス」から取り外した古いバッテリーが残っていました。取り外してから4年近く経ちますが、電圧はまだ11V近くありました。
そこで、まずこのバッテリーを一晩かけて充電することにしました。

最初は電圧がグングン上昇してきて、「このバッテリーはまだまだ使えそう」と思ったのですが、一夜明けて測定してみると、なんとこのように「10.61V」しかありません。
どうやら、6つあるセルのうち1つが死んでしまったようです。

それでも何とかなるだろうと判断して、ブースターケーブルで古いバッテリーと車載バッテリーを接続しました。

ブースターケーブルは、「外部バッテリー(+)」→「車載バッテリー(+)」→「車載バッテリー(−)」→「外部バッテリー(−) 」の順で接続します。
この順序なら、万一誤ってケーブルのプラス電極をボディーに接触させてしまっても、ショートすることはありせん。
ケーブルを接続したら、すぐに車載バッテリーのマイナス側の端子を外します。
充電器は、車載バッテリーの「プラス端子」と「取り外したマイナス端子」に接続して、充電開始です。
この方法なら充電電力は車載バッテリーにだけ流れるので、クルマの電源回路などに悪影響を及ぼすことはありません。

弱小電流で半日ほど充電した結果、電圧はことのように「13.23V」まで上昇しました。これは充電器を取り外した直後なので、これからもう少し電圧は下がると思います。

さて、充電の成果はどうだったでしょうか?
実はその後急にベクトラで出掛ける用事ができてしまいました。
プントの充電の成果については、次回にご報告しますね。

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