48.あちらこちら異音対策? (2010.09.20)
最近、うちのプントは、信号待ちや走行時に色々な異音がするようになってきました。

特にエアコン稼働時やヘッドライトオン時など、エンジン負荷が高まると、「キュコキュコ」「キュルキュル」と、隣のクルマが思わず「何の音だ?」と怪訝な顔をするくらい盛大な異音がします。(笑)
おまけに、走行時は段差を超えるとサスペンションから「ギュコギョコ」という音も・・・・
原因は、サスペンションマウントの油ぎれとエンジンマウントのへたりかな?

以前、サスペンションマウントにグリスアップしたことがありますが、面倒だったのでジャッキアップせずに手の届く範囲に給油したせいか、あまり効果がありませんでした。

そこで今回、CRCの「高粘度潤滑スプレー」を買ってきました。
このスプレーの良いところは、グリスのようにドロドロした固体ではなく、ちょっと粘りっけのある液体なのに、患部にベターっと粘着して、しかも水や熱にも強いという優れ物です。

今回は車体の下に潜って作業するので、車体の両側からジャッキアップして、さらに安全のためにウマをかませます。

写真は、後半分をジャッキアップしての作業風景ですが、前半分も同じ要領で施工しました。


これは、エンジンマウントの下側の部分です。

マウントラバーの劣化は特に無さそうですが、少しでも擦れそうなラバー部分には、「高粘度潤滑スプレー」を吹き付けておきました。


これは、エグゾーストパイプの前半分を釣り下げてある部分です。

マウントラバーは少し伸びてしまっています。
エグゾーストパイプが外れるほどは大きく変形していませんが、このラバーはそろそろ交換した方が良さそうな感じです。
ラバーとステーが擦れそうな部分に「高粘度潤滑スプレー」を吹き付けておきました。

エクゾーストパイプの後半分を釣り下げてあるマウントラバーを見ると、なんと、完全にゴムが切断してました。
しかし、フィアットはこうなることを想定していたのか、ゴムの回りに布テープ(最後の砦? 笑)が巻いてあったので、かろうじてエクゾーストパイプは落下せずに留まってました。

(←写真をクリックすると、拡大します)

これは交換する以外にありません。
取りあえず、マウントラバーの回りを針金で補強しておきましたので、当分は大丈夫でしょう。

次に、乗り降りの度に「キュコキュコ」という異音を解消するために、サスペンションの擦動部分をあちこちに給油しました。

これは、リアサスペンション(右側)のパーキングブレーキワイヤーを留めてある部分です。


こちらは、同じくリアサスペンションの左側の部分です。

「高粘度潤滑スプレー」をたっぷりと吹き掛けておきました。

(白く見えるのが「高粘度潤滑スプレー」です。)


今度は、リアサスペンションのアッパーマウント部分です。

これも、スプリングとマウントラバーの間に、「高粘度潤滑スプレー」を吹き掛けました。

これは右側です。


当然ながら、リアサスペンションのロアーマウント部分にも給油します。

これは右側です。


同じく、左側のアッパー。

左側のロアー。

  これらを作業した結果はと言うと?

大成功でした!!
エアコンオンで交差点で停止している際も、異音は皆無です。
段差を乗り越えても、ギュコギュコという音はしません。(それが当たり前か? 笑)

それと、切れてしまっていたエクゾーストパイプのマウントゴムを購入しようと、今日アルファロメオ岐阜さんに行きましたが、やはりこんな在庫はありませんでした。
部品は2〜3週間で届くとのことなので発注してもらいましたが、それまでは針金でも十分保つでしょう!(爆)

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