5.床を張りました


<平成13年10月10日>

今日は床を張ってもらいました。
ピアノを置く部分については、床を支える根太の数を増やして補強してあります。ほぼ、20cm間隔での補強です。

この床は黒い棒のようなもので支えられています。


この黒い棒は、商品名を「ゆかづか」と言います。
材質はプラスチックですが、強度は十分なのだそうです。
自由に高さ調整ができるので、万一地盤が沈下してしまった時でも、床下に潜ってネジを回せば床をあげることができます。
しかも、プラスチックなので絶対に錆びたり腐ったりしないのがメリットです。


その他に色んな部材が運び込まれています。これはそのうちの一つ「防音ドア」です。
箱を見ると、梱包重量は「46kg」と記載されています。ドアの外枠も含めた重量ですが、ドアの部分だけでも35kgあります。
やはり防音効果を効かせようとすると、このくらい重くなるようです。


これは換気扇のサイレンサーです。
防音性能を高めると機密性が上がるため、中にいる人が窒息しないように、外気を導入するための換気扇が必需品なのです。
でも、せっかく部屋を密閉しても換気扇から音が漏れては何にもなりません。そこで、換気口の2カ所にこのサイレンサーを取り付けるのです。
どんな構造になっているのかと興味津々で覗いてみましたが、「ただの筒」でした。
内側にグラスウールが張ってあり、それをきめの細かいクロスで覆ってありますが、向こう側は丸見えの筒抜けす。穴の直径も大人の腕が十分通る太さです。これでどの程度消音効果があるのでしょうか?


壁に、吸気用と排気用の2本のサイレンサーを取り付けたところです。
換気扇は「熱交換型」で、屋根裏にダクトを這わせて、このサイレンサーに連結する予定です。

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