ジャガーXEのサイズなど

ボディサイズ
全高 1,415 mm
ホイールベース 2,835 mm
全長 4,680 mm
全幅 1,850 mm
最低地上高 110 mm
最小回転半径 5.5 m
トランク容量 415 リッター
車両重量 1,600 kg
XEは全幅が1850mmありますが、全長は意外に短くて5ナンバーサイズです。
うちのガレージは昔の「5ナンバー車」を基準に作られているので、例えば国産車のクラウン(4,895mm)やカムリ(4,885mm)などを停めると、シャッターが閉まりません。(笑)
その点、欧州車は全長が短いクルマが多いので、うちのニーズに合っています。以前の愛車プジョー407と、全長も全幅もほとんど同じなんです。
ボディの75%がアルミ合金製という、とても贅沢な造りですが、何故か車両重量は6気筒3000ccの重たいエンジンを積んでいたプジョー407より、ほんの少し軽いだけです。(笑)

ジャガーXEのエンジン

エンジンスペック
総排気量 1,998 cc
最高出力 147 kW (200 PS) 5,500rpm
最大トルク 320 N・m 1,750~4,000rpm
トランスミッション 電子制御8速AT
ジャガーは永らくフォードの傘下にあって、エンジンなどの多くの部品はフォードから提供されていました。このため「XE」の前モデルとも言える「Xタイプ」は、エンジンもシャーシもフォード・モンデオがベースになっていました。
その後、ジャガーがインド資本になってから次々と自社開発が進み、最新の「XE」は新設計の「インジニウム」エンジンが採用されています。でも、うちの「XE」は2015年式の初期型なので、ボディデザインやシャーシ、足回りなどは全てオリジナルですが、エンジンだけは過渡期としてフォードの「エコブースト」が搭載されています。
「インジニウム」エンジンが発売されることは分かっていましたが、エコブーストは実績がある「枯れた」エンジンなので、安定性や整備性などの点では「初物」のインジニウムより安心できるのではないか?と思っています。
同じエコブーストエンジンには出力が「240ps」版もありますが、うちのXEは「プレステージ」というグレードなので、控えめに「200PS」です。それでも、アクセルを踏み込んだ時の加速は申し分ありません。
高速道路主体で大人しくドライブすると、「16km/l」を記録するほど好燃費です。

乗り心地と運動性能、静粛性など

運転してみてまず感じるのは、乗り心地が良いことです。
舗装が痛んだ路面やアスファルトの継ぎ目を乗り越えた際なども、不快な音や振動が少ないのです。しかも、ただ単に柔らかいのではなくて、4輪それぞれが最適な減衰力でショックを吸収して、車全体の安定を保っている感じです。
このため路面の凹凸にハンドルを取られることがなく、直進性はとても良いです。 コーナリング中も同様に安定した姿勢を保つので、ハイスピードでも安心してコーナを抜けることができます。
これらは、オールアルミ製のフロントのダブルウィッシュボーン、リアのインテグラルリンクサスペンションの賜物です。

オプションのアダプティブダイナミクスを選択すると、さらに素晴らしい運動性能を発揮するそうですが、ボディやサスペンションの基本設計が良くできているので、僕のXEの標準サスでも十分堪能できます。

このクラスとしては当たり前ですが、静粛性もまずまずです。
エンジンや足回りの遮音がしっかりしているので、高速でも助手席や後席の人との会話は普通にできます。

装備など

衝突軽減ブレーキや車線逸脱警告などの安全装置は一通り備わっています。
アダプティブクルーズコントロールは、渋滞時や郊外をのんびりドライブするのに便利です。
その他には、前後センサーに加えて、私のXEにはオプションの全方位カメラが備わっているので、視界が良くないクルマですが、狭い場所でも不自由することはありません
これらのカメラは任意に切り替えて表示することもできるので、フロントカメラやドアミラーに設置されたカメラは、見通しの悪い十字路や路肩への幅寄せ時にとても便利です。


オーディオは標準のままですが、英国「Meridian 」製のデッキとスピーカーは音質や臨場感がとても素晴らしくて、特にマニアではない僕の耳には全く申し分ありません。

初期型のXEなので、ナビは今どき驚愕のDVDナビです!

情報量が圧倒的に少ないうえにルート設定が思うようにできないので、最初は大いに困惑しました。 しかし慣れてくると、画素数の粗い道路表示は老眼の僕にはとても見易くて気に入ってきました。
しかもこれは裏技ですが、トヨタ製の安価な地図ディスクが使用できるので、簡単に最新の地図に更新できます。