モンちゃんのエサ(ネコ草 編)


2004年6月10日
●モンちゃんの食生活
モンちゃんの食生活は、はっきり言って「グルメ」です。
毎日、何種類かの野菜を与えていないと、「エサが足らんゾぉ~!」とばかりに「新聞紙ビリビリ攻撃」を仕掛けてきます。
しかも、野菜は鮮度の高いものしか食べません。
スーパーの安売りの野菜をモンちゃんに与えると、「ふん! こんなもの食えるか!」とばかりに、露骨に無視しますが、生協の「産地直送野菜」なんかを与えようなものなら、「もっと、もっと、よこせ~!」と、大変です。
さしずめ我が家の食材の「毒味役」ですが、モンちゃんが無視した野菜は結局、調理されて人間様のエサになっています。(泣)

そんなモンちゃんが飛びついて喜ぶ食材が、通称「ネコ草」と呼ばれるものです。別名、「Cat Grass」とも呼ばれています(って、まんま直訳じゃん!!)
最近、どこのホームセンターやペットショップなどでも必ず見かけるようになりました。本来は、ネコが毛繕いで飲み込んだ毛を吐き出させる効能とのことですが、試しにモンちゃんに与えたところ、目の色を変えて大喜び。もう大騒動になりました。
このネコ草は窓際で栽培しているのですが、カーテンを開け閉めしようと窓辺に近づこうものなら、すかさず、「ネコ草をよこせ~!」と、大騒ぎします。
でも、これをモンちゃんのエサにすると、あっと言う間に無くなってしまいます。結構お値段が高くて、鉢植えだと200円~400円、種だけの栽培セットでも5回分程度で400円以上します。


そこで、ホームページを検索してみたところ、「ネコ草」の正体は「燕麦」(エンバク)と呼ばれる、大麦の一種であることが判明しました。
そう言えば、栽培セットの種を良く見てみると、どこかで見たことがあるような・・・? と、モルモットフードの成分表を見てみると、なんと「殻むきエン麦」が記載されています。
ベージュぽい色の長細い小さなエサ・・・。あれがエン麦だったのですね!
それなら、種苗屋さんでもっと安く売ってないかな・・・と、色々探してみました。
そこで見つけたのが、なんと(株)キクスイという、「鳥類専門店」!でした
このショップは、小鳥の個体だけでなく、小鳥のエサまで自社で製造・販売している珍しい(ゴメンナサイ)会社なんです。しかも、本社やショップは、なっなんとサンデー・パパが住んでいる岐阜市内なんです。
鳥の趣味が無かったので、今までこんな会社が岐阜市の、それも中心部にあったなんて初めて知りました。

速攻でお店に行って、店員さんに「エン麦下さい!」と、注文。
すると、大きな冷蔵庫の中からこの袋を取りだしてくれました。けっこう大きな袋に、エン麦の種がいっぱい入っています。
「おいくらですか?」 「223円です」 ・・・・・ やっ安い!!
家に帰って分量を計ってみると、600gも入ってました。
これまでの栽培キットにすると、100回~200回分くらいありそうな分量です。
しかも、このお店ではインターネットでこのエン麦(「皮付きオートムギ」として売られています)を購入することもできます。サンデー・パパが購入したのはMサイズですが、その他にLサイズとLLサイズもあります。
LLサイズだと、なんと「4kg入りで1,077円!」というお安さです。
4kgなんて、モンちゃんの何年分のエサになるかな・・・(笑)


さて、問題はこの種が無事発芽するか?です。
本来はこのまま小鳥のエサになるものなので、発芽しなくても文句は言えません。
6月3日に小さなトレーに土を入れて、種をまいてみました。
しばらくの間は何の変化もなかったので、「う~ん。やっぱり駄目かな・・・?」と思っていたところ、4日後の6月7日に、めでたく発芽してきました。(パチパチ!)


一旦発芽すると、あっと言う間に、もの凄い勢いで成長してきます。
発芽した翌日(6月4日)の夜には、なんともう、こんなに成長しました。1日に5~6cmは成長する感じです。



●モンちゃん、ネコ草を飽食する!
これだけ成長すれば、そろそろモンちゃんにも食べさせてあげれます。
いつもは、ハサミでネコ草を切って手で与えていましたが、あんまり葉振りが良いので、今日はちょっとイタズラして、植木鉢ごとモンちゃんに与えてみしまた。


最初のうちは「えっ? 何? これ全部食べても良いの?!」と、目を白黒させていたモンちゃんですが、2~3回口にした途端、「これ、これ、これよ!」と、猛烈な勢いで食べあさり始めました。


こうなると、もう止まりません。
ガツガツと引っぱって食べるので、葉っぱだげなく、種や根っこや土まで食べようとします。
「こらこら、土まで食べるな!」と、慌てて引き離すのですが、「何すんねん!」と、振り切ろうとします。もの凄い執念です!
このまま放置すると大変なことになりそうなので、「今日はここまでよ!」と、抱きかかえて引き離しました。
無理矢理引き離されたモンちゃんは、「え~っ! そんな殺生なぁ~!」と、言ってました。
「また明日ね!」という家内の言葉が、どこまで通じたのかは分かりませんが・・・・・


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