2015年02月01日

68. ハイマウントストップライトの修理

先日、うちの407のハイマウントストップライトが、一部不点灯になっていることに気付きました。
このハイマウントは、2年半前にLEDチップを48個使用して自作したものです。
不点灯の原因は分かりませんが、取りあえず取り外して修理することにしました。

室内に置いてあるバッテリーで12V電源を通電したところ、赤枠で囲った5個のLEDが不点灯になっていました。
しかし、全く点灯していないのではなく、良く見ると、薄っすらと点灯しています。


つまり、基板のハンダが外れたなどの原因ではなく、「通電はしているが、極端に電流が少なくなっている」という状態でした。
自作の基板の裏側は、このようになっています。
この5個の配線は赤枠で囲った部分なので、このうちのどこかに原因があるはずです。


最初に疑ったのは抵抗の不良です。
そこで、抵抗を取り外して、このように仮止めで新品に取り替えてみました。
しかし、症状は全く変わりません。つまり、抵抗が原因ではありませんでした。。。。


次に、LEDのチップをテスターで調べてみましたが、LEDは5個直列に配線しているので、1個1個の抵抗や電圧を測定しても、何も分かりませんでした。(直列なので、当たり前でした。笑)
そこで、定格の4.5V電源をLEDに1個1個にあてがって、不良チップを探すことにしました。
4.5V電源は、LED懐中電灯から電源ボックスを取り出して、そこに配線をハンダ付けして作りました。


その結果、薄っすらとしか点灯しないLEDチップを1つ発見しました。
これが取り外した不良チップです。(写真では先端が赤く見えますが、これは僕が目印のために赤マジックで塗ったからで、元のLEDチップは透明です)
チップを目視で確認しても、フィラメントのある白熱球ではないので、どこが悪いのか全く分かりませんでした。(笑)
それにしても、チップの取り替えなんて元々想定していなかったので、4本足のハンダを一度に取り外すのは、とても面倒な作業でした。(泣)

自作する際に、LEDチップは数個ほど余分に購入してあったので、新品と交換。
不良チップを1個だけ交換したら、めでたく5個とも正常に点灯するようになりました。
バンザーイ!!

ハイマウントストップライトを車体にセットして、最終確認。
明るく均一に点灯しています。大成功です!
それにしても、こんな面倒な作業はあまりやりたくないな~
できれば、これ以上壊れないことを祈りたいです。。。。(爆)