2009年01月25日

9.オイル交換しました

うちの407は購入時の車検でオイル交換して以来、オイル交換していません。
オイル交換はDIYで行うのが僕の流儀なのですが、407のオイルパン部分はでっかいアンダーカバーで覆われているので、ガレージジャッキで持ち上げて寝転がって作業するのは、ちょっと辛いんです。そんな訳で、今回はまずディーラーさん(プジョー岐阜)でお願いすることにしました。

工場の方に了解を得て、ジャッキアップ中の407の車体下を撮影してみました。
これはリアサスペンションです。
プジョーはマルチリンクと呼んでますが、この構造は完全に「ダブルウィシュボーン」です。格好良いですね~。しかも、アッパーアームと、それを支える中央の太く大きなクロスメンバーは鍛造アルミなんです。
うひょ~っ! 贅沢な造りですねぇ!


こちらはフロント部分です。
フロントもアルミ部材がふんだんに使われています。
写真の中央に見える複雑な形をしたアンダーフレームも、アルミでできてます。


エンジン下部はこんな感じです。
左の写真の上下に映っている「左右のアンダーフレーム」も全てアルミです。
アルミと鉄は溶接できないので、ボディとアンダーフレームはぶっ太いボルトで接続されています。
真ん中に映っている黒い鉄製のオイルパン以外は、ほとんどアルミばかりです。凄い市販車ですね。


オイルパンの下に、左右のアンダーフレームを結ぶ鉄製の黒いクロスバーが見えます。
まるでチューニングカーのような装備ですが、これも全てノーマルなんです。
プジョーのサスペンションへの「こだわり」は半端じゃありませんね~!


こちらが問題のアンダーカバーです。
うわ~っ、こんなに長かったのか? と思って良く見たら、なんともう一枚407のアンダーカバーが壁に立てかけてあったんです。
どこかにもう一台、407がメンテナンスに来ていたんでしょうね。


今回交換したオイルは、TOTALの「QUARTZ 7000」の10W-40です
プジョーが純正採用している定番のオイルですね。半合成ということで、化学合成油と鉱物油が50%ずつ配合されているものです。


今回はオイルフィルターも交換したので、費用はそれなりでした。
交換前のオイルは、まだ4000km程度しか走行していませんでしたが、けっこう汚れてました。交換した直後は、心なしか吹け上がり良くなったような気がします。

さ~てと。これで要領は得たので、次回はDIYにチャレンジしてみようかな?