2010年07月03日

32.ワイパーブレードラバーを交換しました

407のワイパーブレードは、BOSCH製のエアロワイパーが使われています。(と、思ってました)
プジョーの純正品はブレード毎の交換になるため、価格はかなり高くなります。
そんな折り、みんカラのブログオーナーさんのHPで、「VWの純正品がぴったり使えます」という情報が話題になっていました。
いや~っ、ありがたい!! こんな情報を待ってたんですよね!。
さっそく今日、近所のDUOに行って買ってきました。 品番は、

1K0 955 429 A (運転席側)
1K0 955 429 C (助手席側)

価格は、1本1,155円と、とてもリーズナブルです。


まず、407から取り外したブレードのエンドキャップを外します。

しかし、この段階で、何かおかしいことに気付きました。
ブログの情報では、「外す方のキャップは、金属スリットの先端がY字型になっていない方」とのことでしたが、どちらもY字型になっていません???
仕方なく、購入したラバーに付属しているキャップの向きから判断しました。
しかもブログでは、エンドキャップはマイナスドライバーでこじるか、ペンチで引き抜けば外れるとありましたが、そんな方法では簡単に外れません。

試行錯誤した結果、スリットの渕は、このように左右に切れ込みがあるので、エンドキャップは左右に広げないと外れない構造でした。


ブログの情報では、スリットの金属はこんな形をしていませんでした。

決定的な違いは、この図です。

なんとラバーは、スリットの金属の上下がつながっています!
エアロ構造になった三角形の部分と、拭き取り部分のラバーは、一体成形になっていました。

こちらが、VWで購入したラバーです。明らかに形状が違います。。。。(泣)

事前にもう少し調べていればわかったことなのに、ちょっと早まりました。実は以前に、PIAA製の替えゴムが使えないか調べていたら、「ブレードの金属部分が露出しているタイプは交換できません」という注意書きがあったので、気になっていたのにねぇ。。。
やっぱりこのタイプのブレードは、ラバーだけ交換することができないのです。
どうやら407の純正ブレードには、ブレードの金属部分までカバーされているタイプと、うちのように金属部分がむき出しになっている、2種類が採用されているようです。

さて、次はどうしましょう?
プジョーディーラーでブレードごと購入するとしても、今後のことを考えると、ラバーが交換可能なタイプに買い替える方が、絶対に得策ですよね!!
そうすれば、今回購入したVW用のラバーも無駄になりません!
しかし、ラバー交換可能タイプに取り替えた場合、このワイパーアームとの取り付け部分は、ちゃんと合うのかなぁ?

う~ん。今度プジョーディーラーに行って、聞いてみよう。。。

●ワイパーブレードごと交換しました(2010.07.10)
と言うことで、後日、プジョーディーラーに行ってきました。
僕:「407用のワイパーブレードを下さい。ただし、ブレードの金属部分が露出していないタイプが欲しいんだけど・・・」
工場長:「???」

口で説明するのは難しいので、現物を見てもらいました。
すると、工場長さんが倉庫から持ってきたのは、これです。

型番は、

6426.TA(運転席用)
6426.TC(助手席用)


「これが407用なんですけど。。。。金属部分は露出してませんね」

つまり、407用のブレードはこれが標準とのこと。

恐らくBOSCH製だと思いますが、ブレードの金属部分はしっかりゴムで覆われています。
これなら、ラバー部分(リフィール)だけ交換できそうです。(嬉)
僕の407は、国内販売されて間もない初期のモデルなので、個体によって、細かい仕様が異なっていたのかも知れませんね。

気になるワイパーアームとの取り付け部分は、少し形状が違います。
以前のブレードは左右対称の形でしたが、こちらは左右非対称で、穴の位置も中心から少しズレています。

あれれ? 大丈夫かな?

ワイパーアームの爪で押さえられる部分も、このように爪の形に凹んでいます。

ところが、アームにセットしてみると、これがピッタリの形でジャストフィットなんです。
こちらが純正品で、以前のブレードは社外品か? って感じです。(笑)
価格は1本4,600円もしましたが、これで今後はラバーだけ交換できるので、経済的です!