2010年10月09日

34.あちらこちらもLEDに

お盆の頃に、オートバックスに行って407やプントのオイルフィルターを購入したら、9月中だけ使えるという500円の割引券をもらいました。1,000円以上購入すると500円割り引いてくれるというので、なかなかお値打ちです。
これは何か買わなくっちゃ!!
ということで、こんなLEDのウェッジ球を購入してみました。

2個入りで2,000円ですが、500円の割引きで、1,500円です。

3チップのSMDが4個付いているので、なかなか明るそうな感じです。


まずは、これをカーテシーランプに使用してみました。ただし2個入りなので、前席だけです。(笑)

こちらは、ノーマルの白熱球の写真です。


こちらは、LEDに換装したものです。
407のカーテシーランプは、透明部分と赤の部分が半々になっているため、遠目から見るとLEDの白色が赤色に混じってしまい、あまり変わり映えのしない結果になってしまいました。
ただし、明るさはノーマルと遜色ありませんし、何よりも消費電力が極小なので、ドアを開けたまま色々と作業する僕にとっては、バッテリーに優しいのがありがたいです!

しかし、せっかくLEDに換装したので、それなりのインパクトも欲しい気がします。そこで同じLED球をもう1セット購入して、ルームライトに使ってみましました。
407のルームライトはT10のウェッジ球が使用されていますので、このLED球がピッタリ装着できるのです。

ルームライトのレンズは、本体との間にマイナスドライバーを差し込んで、こじれば外れます。

こちらは、ノーマルの白熱球です。
明るさはちょうど良い感じですが、いかにもノーマル然としています。


こちらは、LEDに換装したものです。

目映い白さはとても新鮮ですし、明るさもノーマルと同程度の感じです。ただし、うちの407の内装は黒皮を基調としたブラックなので、純白の光は少し暗いイメージになってしまいます。
う~ん。もう少し明るい方が良いかな? とも思うのですが、夜間に車外から見ると、室内はかなり明るく真っ白です。これ以上明るくすると、ちょっと気恥ずかしいかも・・・・?

ただし、問題もありました。
ドアを閉めてルームランプが消灯しても、このように「ゴースト点灯」してしまうのです。

夜間走行すると、ネオンや街灯の多い市街地では別に問題ありませんが、街灯のない山道や田舎道を走行すると、かなり気になる明るさです。ルームミラーに近いので、後続車をチラッと見る度に気になります。

そこで、試しに抵抗を入れてみることにしました。

この抵抗は、ずっと以前にパソコンのLED用に購入したものですが、なぜか使わずにそのまま保管してあったものです。

テスターで抵抗値を測定してみると、約200Ωでした。
(写真は変な表示なってますが、0.199kΩ=199Ωのことです)

オームの法則では「Ω=V÷A」なので、この抵抗に12Vの電圧をかけると、12÷200=0.06アンペアとなります。
これをワット数で換算してみると、12V×0.06A=0.72W(ワット)ということになます。

試しに、スピードメーターの照明などに使われている電球と比較してみます。

この電球の定格は 14V(ボルト) 1.4W(ワット) と表示されていますので、
電流は 1.4÷14=0.1A(アンペア) 流れることになっています。
つまり上記の抵抗の電力消費量は、この電球の6割程度ということになります。
この程度の電力消費なら、バッテリーの負担はほんのわずかです。

この抵抗を、LED球の接点部分にハンダ付けしました。
電球を差し込むソケットの邪魔にならないよう、できるだけ接点の端の方にハンダ付けしました。


さらに、抵抗の電極がLEDの接点に接触してショートしないように、電極部分をホットボンドで本体に固定しました。


さて、結果は大成功でした!!
ルームランプの「ゴースト点灯」は完全に無くなりました。
407ルームランプは、前席用と後席用もあるのですが、この2つの配線は繋がっているのでしょう。前席にこの抵抗を入れたら、なんと後席のゴースト点灯も無くなりました。
ちょっと嬉しい誤算でした!(笑)