2012年01月21日

49. イグニッションコイル&プラグ交換

先日、407のイグニッションコイルが突然故障して、ティーラーさんで急遽交換してもらいました。

故障したのはNo.1のコイルだけだったのですが、1つ故障したということは、残りの5つも時間の問題です。そこで予防保守として、ディーラーさんにお願いして、残りの5つも交換してもらうことにしました。

ところで、V6エンジンは後側バンクの整備性がとても悪いのです。イグニッションコイルを交換するには、インテークマニホールドも外さないといけません。
そこで、この際ついでなので、プラグも交換してもらうことにしました。
プラグは純正でも悪くないのですが、せっかくなので、少し変わったプラグを試してみたくなりました。
ディーラーさんに、「プラグは持ち込みでも交換してもらえますか?」と相談したところ、「全然構いませんよ」と、実に快い返事。しかも「工賃は頂きません」とのこと!
これはありがたい。
そこで色々と考えた末、NGKの「プレミアム RX」という、最新のプラグを試してみることにしました。


このプラグは、世界初の新素材「ルテニウム配合中心電極」と「白金突き出し+オーバル形状」の外側電極を採用したもので、 着火性能だけでなく、低燃費や耐汚損性、ロングライフも可能にしたプレミアムプラグとのことです。(メーカー談)
ちょっと高価ですが、めったに交換しない部品なので、少しおごってやることにしました。
オークションで出費している業者さんから、6本で税込7,200 円で購入しました。
型番は「LFR5ARX-11P」です。


このプラグの電極部分は、こんな感じになっていました。

メーカーの宣伝通り、本当に中心電極が飛び出しています!
まさか、ポロッと取れたりしないでしょうねぇ。。。(笑)


ところで、純正のプラグはBOSCH製で、型番は「FGR8MQPE」とのことです。
ネットで調べたところ、この型番はプジョー・シトロエン専用で、実質的には「FGR8MQI」と同じもののようです。
この製品は、PLATINUM IR FUSION 【プラチナイリジウムフュージョン】というもので、プラチナ・イリジウム中心電極に4極の接地電極を持っているので、なかなか高級品です。
これでも良かったかな。。。。?


修理は2時間ちょっとで終了。
プラグも交換してもらって、工賃は全部で1諭吉と、思ったよりリーズナブルでした。

交換後の感想は・・・・。う~ん。ちょっと走っただけではあまりよく分かりません。
もともと純正でも高級なイリジウムプラグを使用しているので、劇的な変化はないのでしょう。
もう少し走り込んでみると、燃費や加速感に違いがあるかも知れませんね。
ともあれ、これで当面は不安なく遠出できるので、安心です!!

<追記です(24年01月22日)>

昨日は雨天を10分ほど走行して帰宅しただけなので、効果はあまり感じられませんでした。
そこで翌日、ドライブを兼ねてのんびりと100kmほど走行してみたところ、低速トルクがかなり増大していることを肌で感じることができました。


これまでは町中を低速で走行すると、ATがなかなかシフトアップせず、いつも低めのギアで引っ張るのが気になっていました。
「4速→5速」は50km/h以上で、「5速→6速」は70km/h以上でやっとシフトアップするといった具合です。シフトアップ時のエンジン回転は、2000回転くらいでした。
ところがプラグ交換後は、ATが早め早めにシフトアップしてくれます!!
ゆっくりアクセルを踏んでいくと、1800回転くらいでシフトアップするのです。
しかも低速トルクがあるので、このように50km/hを5速1300回転でも問題なく走行してくれます。


70km/hだと6速1400回転ですが、この状態からでもアクセルを踏み込めば、グググッと加速してくれます。
これは凄いです!
おかげで、一般道ではほとんど、1500回転以下だけで走行することが可能です。
体感的には、低速トルクが5%くらいアップした感じです!
さらにアイドリングもこれまでより100回転くらい低い、700回転でピタッと安定しています!
エンジンからの振動も全くなく、実に静かなエンジンです!
この分なら、燃費も数%程度の向上が期待できそうです。

いや~っこれは交換した甲斐がありました。このプラグ、絶対にお勧めですよ!!