プジョー407の室内装備

カーナビ


407にはハードディスクナビが標準で装着されています。
テレビやDVDの視聴だけでなく、ハードディスクに録音した音楽も楽しむことができます。
通常の2D表示のほかに、「スカイビュー表示」「ドライバーズビュー表示」など多彩です。
VICS機能はもちろん、携帯電話に接続してインターネットも表示できます。
プジョー専用品と言うことになっていますが、実はPioneer製の「AVIC-XH9」という高級機のようです。でも、使い勝手は???? (-_-) あまりに機能が多すぎて、使いこなせないのです。(汗)
取扱説明書は全部で593ページもあるので、とても全部読めません!(T_T) しかも、今どきタッチパネル式ではなく、細かなボタンが沢山並んだリモコン式なので、なかなか思うように操作できません。
しかし、色んなオプションがあって拡張性もありそうです。これから頑張って勉強してみますね!
ちなみにナビの下のオーディオもPioneer製で、型番は「DEH-P7」のようです。

盗難防止装置


キーは飛び出しタイプです。トランクもリモコンで解錠できるので親切ですね。
ところで、407にはイモビライザーだけでなく、アラーム装置も付いています。
リモコンキーで普通にロックすると、自動的にアラームがセットされます。もしもドアやボンネットやトランクが開けられたり、室内で何かが動くと「キュイ~ッ!キュイ~ッ!」と甲高いサイレンが鳴り響きます。
でもこのアラームは、鍵穴に正規のキーを差し込んでドアを開けても作動してしまいます。つまり、リモコン以外でドアを開けてはいけないんです!
このことをうっかり忘れて、購入後3日目にして真夜中にアラームを鳴らしてしまいました。
直ぐにエンジンを掛ければ鳴り止むのですが、突然のことでどうして良いか分からず、いや~っ、めっちゃ焦りました (^_^;)

コンソール周り


コンソールボックスはあまり広くありません。CD数枚とナビのリモコンを入れると一杯です。
今後ここにETC装置を設置しようと考えているのですが、ちょっと狭すぎますよね。
アームレストになっている革張りのフタの部分は、ワンタッチで前方上方向に移動するので、「楽ちん肘掛けドライブ」ポジションになります。
ところで、サイドブレーキレバーが助手席側に付いているに気づかれましたか?
思いっきり左ハンドル仕様のままなんですよね。(^_^;)
まあ、スピンターンなんてしませんから、特に不自由はしてませんけどね(笑)

コントロールパネル


コントロールパネルはボタンの数が多いので、手探りで操作することは難しいです。
上段は、熱線やデフロスタ、内気循環などのよくあるボタンです。
中段はエアコンの風量と風向設定ボタンですが、左右独立してるのが親切です。
下段はなかなか難解です。
左から「バックソナー解除」「ドアロック解除」「室内アラーム解除」「ハザード」「サスペンションのスポーツモード切り替え」「ESP(スタビリティコントロールシステム)解除」「チャイルドプルーフ解除」となります。
まっ、サスペンションの切り替えとドアロック以外はほとんど使うことありませんけどね。

エアバッグ


上級車だけに、安全装備に抜かりはありません。
エアバックは、運転席・助手席はもちろん、前席も後席もサイドエアバックが装着されているほか、カーテンエアバックやステアリングコラムエアバッグまで、全部で9個もついています。
でも、ステアリングコラムエアバッグのために、ダッシュパネルの下を工作するのが難しそうです。
今後色んな配線をしたいのですが、ちょっと厄介かも知れません。

メーター周り


うちの407のグレードは、「スポーツ」なので、メーターの背景色は白色です。
今どき、メーター色だけでスポーツを名乗るのはどうかと思いますが、まあ、悪くはありません。
それよりも違和感があるのは、スピードメーターが奇数表示なこと。
日本の道路の制限速度は、「40km/h」「60km/h」「80km/h」「100km/h」と偶数なので、奇数表示されると、どうも直感的に分かりにくいですね。
慣れれば大丈夫なんでしょうけど・・・・

マルチファンクションディスプレイ


ダッシュボード中央にあるのは、「マルチファンクションディスプレイ」です。
エアコンの設定情報や平均燃費などの他、何種類も切り替えが可能で、各種の設定情報を多彩に表示することができます。
表示言語は英語やフランス語はもちろん、スペイン語やポルトガル語などまで、数カ国語が用意されています。
でも、悲しいかな日本語表示だけありません。(T_T)

シート


シートのサイズは、前後・左右ともタップリしてますので、リラックスして運転できます。
レザーなので表皮は少し硬いですが、中身は割と柔らかくて、固い座り心地のドイツ車とは違います。
シート高が低いので、あまり膝を曲げずに両足を前に投げ出して運転するドライブポジションです。
勢い、シートバックも寝かし気味になりますが、ステアリングコラムはテレスコピック付きなので、ステアリングに手が届かないということはありません。(^_^)

視界


普通、これだけ低い位置でかつ後ろの方に座って運転すると、前が見にくいものですが、低いボンネットとバカでかいフロントウィンドウのおかげで、運転視界は結構良いんです。
フロントウィンドウの前端なんて、「と~んでもない、はるか彼方!」(笑)ですが、三角窓もちゃんと視界の良さに役立ってます。
この独特のドライブポジションと開けた視界は、ちょっと病み付きになりそうです。

電動シート+α


座面の上下・前後のほか、背もたれの角度調整も全て電動です。
さらにシートヒーターも標準装着されています。
これらの装備は、運転席だけでなく助手席も全く同じというのが、手抜かりが無くて良いですね。

後席足元


FFなので当然といえば当然なのですが、407の床は中央トンネルの盛り上がりがほとんどありません。おかげで3名乗車時でも、中央の人は足の置き場に困らないのが良いですね。
その代わり前席のシート高が低くて、つま先が少ししか入らないのが難点です。
後席用にもエアコンのルーバーが用意されています。見た目ほどには効果は今ひとつですが、上級車には今や当たり前の装備ですね。

ルーフライン


407のルーフラインが最も分かり易いのがこの写真です。
フロントからリアまで、大きな弧を描いてなだらかに傾斜しています。このため、室内空間はあまり広くありません。
でも、車幅があるのとガラス面積が大きいので、狭苦しさは感じません。
低いボンネット高のおかげで着座位置を低くできるので、頭上スペースは特に問題ありません。

サイドブラインド


407のリアサイドウィンドウには、このようなブラインドがドアの内張に装備されています。
以前にアウディA6でこの装備を見て、「さっすが~高級車は違うな!」と感激したものです。
効果の程はともかくとして、こんな装備が標準装着されているというのが、「407も高級車なんだよなぁ~」と思っちゃうんですよね。

リアブランド


リアにも当然ながら付いてます。(*^_^*)
でも、僕はウィンドフィルムを貼っているので、残念ながらブラインドを使うことはあまりないんですよね~っ。なんかもったいないなぁ。。。

トランク


トランクスペースは前後長はまずまずですが、左右はサブトランク(物入れ)があるため、外観より狭い印象です。
高さも浅めなので、あまり大きな荷物は積めません。でも、トランクスルー機構があるので、いざというときは結構積めますよ。
トランクリッドは、パンタグラフ式のヒンジと油圧ダンパーのおかげで、荷室内に余分な出っ張りもなく、す~っと開く動きもなかなか上質です。
あっ、そうそう。トランクリッドの解除ボタンは、皆さんお馴染み「407」のエンブレムの「0」の部分になってます。お洒落ですよね。