57.リアにルームランプを増設しました (2012年05月20日)


プントのルームランプは、ルーフ部分のフロント側だけしかありません。
このため前席はとても明るいのですが、後席はフロントシートの陰になってしまい、このように明るさが足りません。

← こんな感じです。

このため夜間は、後席にうっかり荷物を置き忘れたりしますし、もしも後席の足元に物を落としたら、探し出すのは至難の業です。(泣)

実は、以前にプントのルームライトと、407のルームランプとトランクランプをLEDに換装しましたが、この際に購入したLEDの基板セットが、まだ余っていたのです。(笑)

← 余っていたのは、この写真の一番右側の小さな2個の基板です。

この基板を使って、後席にもルームランプを増設することにしました。

LED基板を剥きだしのまま取り付ける訳にはいかないので、オークションで中古のルームランプを落札しました。

購入したのは、ダイハツ・ムーブのルームランプです。
グレーの室内用2個と、ブラックのラゲッジルーム用1個の3個セットで、全て白熱球用のものです。


プントの天井の内装に穴を開けて、このルームランプを埋め込もうという考えです。

でも、このままではLED基板を取り付けることができないので、裏側を少し加工することにしました。

白熱球の電球差し込み部分と電源のソケット部分は使わないので、金ノコとカッターナイフを使って切り取りました。
(下側のルームランプが、ソケット部分などを切り取ったものです)

このルームランプは白熱球用なので、熱対策のために奥行きが2cm程度あります。
しかし、LEDはあまり熱を発しないので、もしプントの天井の奥行きが足らなくて収まらないようなら、サイド部分も金ノコでバリバリと切り取って使う予定です。

LEDの基板2個は、このようにプラスチック板をルームランプの形に加工して、そこに両面テープで貼り付けました。


基板を貼り付けたプラスチック板は、ルームランプ内に接着剤(ホットボンド)で固定しておきました。

基板は2個使用したので、それぞれの配線を一つに束ねてハンダ付けして、配線の先にはギボシ端子を取り付けておきます。

そして、今回のメインイベント。
プントの天井の内張に、ルームランプ取り付け用の穴を開けます。

天井に開けた穴の位置はここ。リアゲートの端から10cmほどの場所で、内張が天井から斜めなっている部分です。
リアゲートを開けて内張の中に手を突っ込んで色々と調べたところ、この部分に一番スペースがありそうだったからです。

厚紙でルームランプの型紙を作って、内張に切り取り部分を鉛筆で書いて、「ゴシゴシ!」と、カッターナイフで切り取りました。内張の材質は柔らかいので、カッターナイフで簡単に切り取れました。


この部分に、先程加工したルームランプを差し込みます。

ルームランプには元々、取り付け用の爪がありますので、この爪を押し込みながら内張に開けた穴に押し入れると、「パチン」と見事にはまりました。

サイズも色合いもバッチリです!
奥行きも問題ありませんでした。


次に、フロント側のルームランプから電源を取るために、天井の内張部分に配線コードを這わせます。

配線コードは、ドアトリムのゴムを一部外しながら、内張に配線を通すための専用工具を使って、フロントからリアまで伸ばしました。

写真は、フロントのルームランプ部分に、ギボシ端子を取り付けた配線を通したところです。


フロントのルームランプから、電源を取り出すための配線をします。

リアのルームランプはフロントと連動して点灯させますので、フロントのLEDから配線を取り出します。
配線は前回LED化した際に調査済みなので、そこからハンダ付けして取り出しました。


そして、いよいよ試験点灯です。

バンザーイ!

予定通り、フロントのルームランプと同時にリアも点灯しました。

フロントを手動でON−OFFさせると、リアも連動してON−OFFします。


夜になって効果を試してみました。

こちらがフロントのルームランプのみの場合です。

シートの陰になる部分は、真っ暗で全く見えませんね。


こちらが上の写真と全く同じ条件で、リアも点灯させたところです。

リアシート上は勿論のこと、後席の足元もしっかり照らしています。
これなら夜間の乗員の乗り降りや、荷物の積み降ろしも安心です。

大成功でした。!
   
  戻 る