2011年09月03日

45. トランクルームライトを増設しました

以前、オークションで「1円!」で落札したLEDライトのセット(左の写真)は、

407のルームライトと、プントのルームライトに使いましたが、使ったLEDは3個だけなので、「12連装」2つと、「8連装」2つが、まだ余ってました。
そこで、「12連装」の2個を、407のトランクルームランプとして増設することにしました。

「12連装」のLEDは長細いので、それに合うランプユニットをオークションで探してました。


見つけたのがこれ。
ダイハツ・ムーブ用のルームランプとラゲッジルームランプのセットです。これを適当に加工して、407のトランクルームに装着する考えでした。

ところが、白熱球用のレンズカットのデコボコは、LEDのツブツブとうまく合わなくて、点灯させると、ゼブラ模様のようにシマシマにしか照らせないのです。


色々と考えた末、ランプユニットは使わずに、トランクルームの上面にLED基板をそのまま貼り付けることにしました。レンズを介さない方が、明るさ的にも有利ですしね。
LED基板の電源コードは、基板の裏面に貼り付けてある両面テープの隙間から出ています。
この両面テープは基板裏側の絶縁も兼ねているのですが、電源コードの厚みだけ凹凸があるので、このまま貼り付けると基板の一部が浮いてしまいます。
しかも電源コードは細いので、トランクルーム内でむき出し配線するのは、ちょっと心許ない感じです。

そこで、半田ゴテを使って、最初から付いている電源コードを基板からに外して、一般的な太さの自動車用配線コードに付け替えました。
そして、裏面の両面テープに穴を開けて、電源コードを垂直に出すように改良しました。



LED基板の貼り付け場所は、トランクルーム上面の鉄板部分です。
トランクリッドの淵から5cmくらい奥、両端から20cmくらいの部分に、配線を通せそうな穴が開いているのです。
ただし、最初から穴が開いているのは運転席側だけで、助手席側は必要に応じて穴を開けられるように、このように切り込みが入っています。


切り込みにマイナスドライバーなどを当てがって、「トン!」と叩けば、簡単に穴が開くと思ったのですが、なぜか切り込みは予想外に固くくっついています。
結局、マイナスドライバーをコジて、切り込みを広げるような形で穴を開けました


LED基板の電源コードには、接続するためにギボシ端子を取り付けておきます。
そして、この穴から電源コードを差し入れます。
差し入れた電源コードは、奥の「空気抜き穴」から、配線するためにいったんトラング側に出しておきます。


穴の位置を確認しながら、両面テープで基板を貼り付けます。
これで、電源コードは露出することなく配線することができます。


運転席側も同じように、穴から電源コードを差し入れて、基板を両面テープで貼り付けました。
基板を取り付けた部分は、もともと凹んでいる部分なので、真横から見ても基板は見えません。
トランクルーム内の荷物に接触することも少ないと思いますので、LEDがむき出しでも、あまり心配することはないと思います。


次は、電源コードの配線です。
電源は助手席側にあるトランクルームランプの配線から取りますが、トランクルームの上面から側面にコードを通すために、このような「コード通し」を使いました。
針金でも代用できますが、適度な固さがあって使いやすいのですよ。


さて、元からあるトランクルームランプから電源を取ろうと思い、ランプユニットを分解したところ、以前に「お化け点灯」を解消するために取り付けておいた100Ωの抵抗が、このように熱で焼けて、今にも朽ち果てそうになっていました。

【その後、追記しました】
あとでバーディーンさんから教えて頂きましたが、100Ωの抵抗を使うなら、「定格電力=2W以上」の抵抗を使用しなければいけないそうです。僕が使用した抵抗は、「定格電力=1/4W」だったので、これでは焼けてしまうのが当たり前です。
きちんと規格を調べてから工作しないと、危うく車両火災になるところでした!!(反省。。。)

そこで今度は、1000Ω(1KΩ)の抵抗に付け替えておきました。
これなら大丈夫でしょう?


LEDの点灯に必要な電流はごくわずかなので、電源はトランクルームランプの配線から、エレクトロタップを使って取りました。
使用するLED基板には、+と-の極性があるので、テスターで電源コードの極性を確認して接続しました。
「空色のコードが +」で、「黄緑色のコードが -」 でした。


配線のギボシ端子を仮配線して、トランクをオープン。
バンザーイ!
LED基板は、うまく点灯しました。

この後、電源コードはトランクルーム上面の鉄板の裏側を通して、見えないように配線しました。


こちらが助手席側です。


こちらが運転席側です。


どの程度明るくなったか確認したくて、夕方になるのを待って撮影しました。
これは、かなり下から見上げて撮影したものです。
フラッシュを焚かずに撮影しましたが、LED基板は斜めから見ても、かなり明るいですね。


普通にトランクを使うくらいの感じで、少し屈んだ体勢での写真です。
うひゃ~っ! 明っるいですね~!
トランクルーム内をまんべんなく照らしています。
こんなに明るい必要があるのかと言うと、それは、そのぉぉ。。。。。。。
まあ、タダ同然で手に入れたLEDなので、良いじゃないですか!(笑)


<ついでに改良です>
トランクルームの作業ついでに、以前に取り付けた荷物用フックも改良することにしました。
これは、トランクルーム上面にリング状のフックを取り付けて、そこにS字状のフックを付けて、荷物を吊り下げるものです。
買い物したレジ袋をそのまま吊り下げられるので、衝撃や振動、圧迫に弱い食料品や割れ物などを運ぶのには、とても便利なんです!
ただし407のトランクは奥行きが深くて、レジ袋を引っ掛けたり取り外すのは片手だけになります。この際に、S字状のフックがフラフラと動くので、レジ袋を外すのに手間取ることがありました。

そこで、いつものようにホームセンターを徘徊していて、こんなステンレス製のフックを見つけました。
このフックなら、ボディに直接取り付けることができるので、フックがグラついてレジ袋を外すのに手間取ることはありません。


ただしネジ部分が長過ぎるので、このままではリアガラスを突き抜けてしまいます。(笑)
そこで、グラインダーを使ってネジ部分を1cmほどカット!
これでちょうど良い長さになりました。


以前のフックは、トランクルーム上面の鉄板に最初から開いていた穴を使って取り付けましたが、残念ながら、穴は助手席側しか開いていませんでした。
そこで今回は、運転席側の同じ位置にも穴を開けて、フックを左右に付けることにしました。


フックは裏からナットで留めますので、ナットを差し入れることができる場所でないといけません。
強度的にも問題なさそうな場所を選んで、だいたいの目分量(爆)で、ドリルを使って 5.5mmの穴を開けました。


この穴の裏側に、ロッドアンテナの先に強力磁石が付いたツールを使ってナットを差し入れて、フックをネジ込んで取り付けます。
取り付け部分の強度を保つために、鉄製のワッシャーも両側に挟み込んでネジ留めしています。


こちらは、助手席側です。
こちらは以前のフックと同じく、元から開いていた穴を使っています。


フックの位置は、トランクの両端のこんな場所です。
(赤丸で囲んだ部分です)

これで、沢山買い物しても、レジ袋をいくつも吊すことができますね!(笑)