19.イリジュームプラグに交換しました(2004.05.23) | |
プントの走行距離も1万5千キロを超えました。 新車時からの純正プラグも、そろそろ交換どき来た気がします。 そこで、クロノスに装着してとても調子の良かったイリジュームプラグを購入しました。 |
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今のところプントに適合するイリジュームプラグは「デンソー製」のみで、「NGK製」は設定がありません。 デンソー製には更に、「イリジューム・パワー」と「イリジューム・タフ」の2種類があります。 プントのプラグ交換は、エアークリーナーとチャンバーのユニットを取り外さないといけないので、少々面倒です。そんな理由もあるので、今回はパワー重視ではなく耐久性を重視して、「イリジューム・タフ」の方を選択しました。 |
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色々と研究してみましたが、イリジュームプラグはオークションで購入するのが一番安価のようです。今回は、送料込みで「1本 1,080円」で購入しました。 なお、「イリジューム・パワー」なら、「980円」です。 これがイリジュームプラグの先端です。 びっくりするほど細い電極で、いかにも強烈なスパークが飛びそうな感じがします。 |
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交換には、まず最初にシリンダーヘッドの真上に鎮座するエアクリーナーとチャンバーボックスを外します。 チャンバーはホースと金属製のホースバンドで繋がれていますが、このホースバンドは一度外すと取り付けるのが結構大変です。 最悪、ホースバンドは他のものでも代替できるので、あまり深く考えずに取り外しました。 プラグコードはあまり強いものではありませんので、無理をせずに、そ〜っと扱いましょう。 プラグの取り外しには、少し柄の長いプラグレンチが必要になります。 |
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取り外した純正プラグは、「FIAT」マークが印刷されていますが、メーカーはNGK製でした。 家内が近所ばかりをちょろちょろ走り回っているわりには、電極は「くすぶり」もなくて、ちょうど良い焼け具合でした。いわゆる「キツネ色」という感じです。 ただ、接地側の電極の内側が、かなりゴテゴテに荒れてました。 やはり、そろそろ交換どきかな? という感じがします。 |
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チャンバーを外したついでに、普段は目にしない部分を点検。 すると、エキゾーストの遮熱板を止めている4本のボルトのうち、1本が無くなっていることを発見・・・! いつから抜けていたのでしょうか・・・ エンジンの性能には関係ないのですが、エンジンの振動でビビリ音が出そうです。 何となく騒々しいエンジン音の原因の一つだったかも知れませんね。 |
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チャンバーを外したついでに、エアクリーナーも点検。 1万5千キロ無交換なので、それなりに汚れていますが、まだ交換するほどでは無い感じ。 目立つ埃を掃除機で吸い取るだけにしました。 それと、吸い込み口に近い側が汚れてましたので(写真で見ても分かるように、左側の方が汚れています)、気分程度ですが、左右を反対にして装着しておきました。 |
さて、交換してから早速試乗してみました。 以前、クロノスのプラグをNGKのイリジュームに交換した時は、目に見えてエンジンの振動や騒音が減少し、驚くほど低速トルクが増大して感激しました。「プラグを交換しただけでこの成果は凄い!」と感心しました。 プントにもそんな絶大な効果を期待したのですが、「あれれ? あんまり変わらないや・・・!?」 心なしかアイドリング時の振動は減少したような気もしますが、「気がする・・・」程度。 絶大な低速トルクも期待したのですが、アクセルを軽く踏むだけでCVTは直ぐにエンジン回転を上げてしまうので、低速トルクを体感することができません。 「う〜〜ん」これは残念・・・ 「イリジューム・パワー」の方にしておけば良かったのでしょうか・・・・? 燃費を含めて、もう暫く様子を見てみます。 <追伸です(2004.07.03)> その後、プントの調子はメキメキと良くなってきました。 理由はよく分かりませんが、暫く走行すると、コンピュータが燃調や点火時期などを自動的にイリジュウムプラグの特性に合うようにリセットされたような感じです。 低速トルクがかなり増大しましたし、アイドリング時のエンジン振動はほとんど皆無になりました。 特にオイルを交換してからは、CVTとの相性が良くなって、低速トルクの増大とエンジン回転のスムーズさが強調され、抜群に快適になりました。 やっぱりイリジュウムプラグは良いですね! |