46.ワイパーブレード交換(エアロツイン) (2010.08.13)
プントのワイパーは、もともとあまり動きが良くなくて、ビビリ音に悩まされているオーナーさんが多いようです。
ビビリの原因は、ワイパーモーター稼働部分のグリスが不足していることが多いのですが、僕はグリスアップに加えて、念のために運転席だけ1サイズ短いブレードに交換して、ワイパーモーターにかかる負担を減らして対策してました。
ところで先日、訳あってプジョー407のワイパーブレードを純正品に交換したのですが、純正品の正体はBOSCH製の「エアロツイン」のようです。
「エアロツイン」の良いところは、軽くて丈夫なこと。そして、圧力が均一のために拭き取りが綺麗でスムーズに動くことです。
さらに、リフィール(替えゴム)の価格がリーズナブルなことです。
なかでも動きのスムーズさは秀逸で、全長70cmもある巨大な407のワイパーでも動きはとてもスムーズなんです。
これは良いな。と気に入ったので、プントにもおごってやることにしました。
「エアロツイン」にプント用はラインナップされていないので、ワイパーアームがU字型フックに適合する、汎用タイプの「エアロツイン・マルチ」を購入しました。
プントの運転席側のブレード長は 55cm。助手席は 45cmというサイズ違いになっています。
当然、エアロツイン・マルチも同サイズを購入です。
純正と並べてみると、ゴム部分の反り方向が全く逆なんですね。
エアロツインはシンプルな形ですが、全てゴムで覆われていて固まり感があるので、存在感があります。
上から見ると、純正のブレードは細身で「きゃしゃ」な感じでがしますが、それに引き替えエアロツインは、かなり太いのでガッシリした感じがします。
室内側から見ると、これまたエアロツインのゴツさが分かります。
もしかすると、少し目障りかも知れませんね〜〜。。。。
冒頭で、エアロツインは軽量だと説明しましたが、どの程度違うのか量ってみました。グラム単位の比較になるので、使用したのは料理用の計量器です。
結果は、次の通りでした。
運転席 助手席 純 正 129g 102g エアロツイン 131g 101g 純正は全て金属で部品数も多いのに、意外にも重量はほとんど同じでした。
純正のブレードは金属が薄っぺらくて柔い感じなのに比べて、エアロツインはかなりしっかりした造りで、これが重量に現れているのだと思います。
また、純正の柔なところが、ビビリ音の原因の一つでもあるようです。
実際にプントに装着してみました。
こちらは純正の写真です。
(←写真をクリックすると、拡大します)
こちらがエアロツイン装着後。
遠目にはあまり変わりありませんが、ちょっと新しいイメージになりました。
(←写真をクリックすると、拡大します)
稼働させてみると、実に綺麗に拭き取ってくれますし、ビビリ音も一切ありません。
とても気持ち良い動きです。
エアロツインは、先端にプラスチック製キャップがある分だけ、全長が少し長くなってます。
このため左右のブレードの間隔はギリギリになりましたが、大丈夫です。
ぶつかることはありません。(笑)