<その6>
2000年式と2002年式の違い
訳あって、1年半後に、またまた同じプントを購入してしまいました。
全く同じグレード、同じ色のプントELXを購入したのですが、よく見ると、この1年半の間に少しずつ細かい仕様が変わっていることを発見しました。
で、この違いの部分をお知らせします。
<ルームランプが・・・・>
以前のELXは、ルームランプにスポットライト(運転席、助手席、各1個ずつ)が付いており、大衆車にしてては、なかなか充実した装備で、かつ格好良いものでした。
ところが今度のELXは、ご覧の通りこんなにシンプルになってしまいました。
なんとスイッチすら付いていません。「どうやって手動で点灯させるの?!」と、思わず絶句してしまいましたが、なんとこれ、レンズ部分全体がシーソースイッチになっているのです。レンズの左右を押し込むと、それぞれ「ON」「OFF」になる仕掛けです。国産車には無い実に合理的な発想ですが、必要最低限の装備になってしまったのは、少々残念です。<ダッシュボード下のカバーが・・・・>
以前のELXは、助手席ダッシュボードの下に、エアコン部品を目隠しするカバーが付いていました。
ところが今度のELXには、このカバーが無くなっていました。
で、このように、エアコン部品は丸見えになっています。
助手席に座った状態での視線では別に分からないところですが、こんな些細な点でも、何となく大衆車っぽいのが気になりますねぇ。<助手席下のアンダートレイが・・・・>
以前のELXは、助手席座面下に左記のようなアンダートレイが付いていました。(写真はパンフレットからの転載です)
ところが今度のELXは、きれいさっぱりとアンダートレイが無くなっています。
ディーラーの人によると、このアンダートレイは開け閉めが堅くて、無理に開けようとして、足を怪我する人が続出したとか・・・・。
で、対策として考えたのが、「それなら取っ払っちゃえ・・・!」
このあたりの発想が何ともイタリアンですよね。<ガソリンキャップ>
今度のELXは、ガソリンキャップにヒモがついていました。
これで絶対にキャップの閉め忘れは無くなるという寸法です。
でも、慣れないガソリンスタンドのお兄ちゃんは、給油中にこのキャップをどうして良いのか分からずに、ガタガタゴトゴトとやって、ボディーにキズをつけてしまいそうです。
正解は左記のように、キャップをフタにぶら下げておくことです。
この絵をフタの裏側にで貼り付けておく必要がありそうですね。<リアトレイの音対策> 以前のプントは、リアトレイの蝶番部分からゴトゴト音が発生していましたので、私はこの部分にゴムを取り付けていました(こちらを参照)。
今度のプントは、なんと最初からこのように、ゴムキャップが付けられて対策されていました。
やっぱり同じようなクレームが多かったのでしょうね。
<ホイールボルト>
ホイールのボルトの頭が、19mmから17mmに変更されていました。
17mmのボルトは頭が小さくなった分だけ。高さが高くなりました。おかげで、ホイールの外観は良くなりましたが、今度のボルトを使うと、例の特注スぺーサーから飛び出してしまいます。
「こっ、これはいかん!」と慌ててア○ーゼに行き、初代ELXからホイールボルトを移植させてもらいました。(新車の部品をわざわざ中古に交換する人も珍しいですよねぇ・・・・)
<ワイパーのビビリ対策>
以前のプントはワイパーの動きがスムーズでなく、特に間欠使用時は不快なビビリが発生していました。
私はこれを国産の少し小さめのワイパープレートに交換することで対応していました(こちらを参照)。
ところが今度のELXは、今までの不快感がうそのように、実にスムーズに動きます。
間欠ワイパー作動時に、ダッシュボードの奥の方からリレーのスイッチ音が聞こえるようになりましたので、おそらくワイパーモーターにかかる電気的負荷をリレーで対策しているのだと思います。
う〜ん。快適