11.リモコンキーを洗濯しちゃった!

今日は日曜日。2Fの寝室でのんびり朝寝をしてしてたら、家内が慌てて階段を駆け上がってきました。

「大変よ! 洗濯機の中からベクトラのキーが出てきたわ!」

「え〜っ! 何だって!!」
いっぺんに眠気が吹っ飛びました。
昨日、僕がうっかりベクトラのキーをポケットに入れたままズボンを洗濯カゴの中に放り込んでしまったので、何も知らない家内がそのまま他の洗濯物と一緒に洗濯してしまったのでした。

哀れベクトラのキーは、全自動洗濯機で 「洗濯」→「すすぎ」→「脱水」 まで、全て終えられていました。
ベクトラのキーは、リモコンドアロックだけでなく、イモビライザーという盗難防止装置のICチップまで内蔵されています。
もしもイモビライザーがイカれると、エンジンを掛けることもできなくります。
このキーは、ベクトラを中古車で購入した際に、わざわざサービスさせて新調してもらったものです。
費用は1万円〜1万5千円くらい。納品まで2ヶ月以上待たされたものです。 ああっ・・・頭が痛くなってきた。

気を取り直して、早速キーを分解してみました。
鍵の部分をスライドさせて抜き取ると、持ち手の部分が2つに分解できます。
リモコンは持ち手部分に内蔵されていて、合わせ目には防水のゴムパッキン(写真の四角く赤い部分)が挟まれています。
しかし、洗濯機の中でさんざん揉まれて、脱水までかけられると、この程度の防水パッキンでは水を防ぎ切れません。分解すると、水がポタポタしたたり落ちてきました。(;_;)

ティッシュで水を拭き取り、ドライヤーを送風にして、しっかり乾かしました。
乾かして見ると、心配した基盤部分にサビは出ていない感じです。
また、キーの根本にあるイモビライザのICチップは、シリコンで完全に密閉されている様子なので、水による被害は無さそうな感じです。
ただし、ロック・アンロックのボタンは接点があるので、接触不良にならないか心配です。

効果は分かりませんが、基盤のサビと接点の接触不良を防止する目的で、CRCを何度か吹き付けてはティッシュで拭き取りました。


元通り組み立てて、ロック・アンロックのボタンを押すと、いつものようにキーの赤いLEDランプが点灯します。
何となく大丈夫そうな雰囲気です!

ベクトラに近づいてボタンを押すと、「パン!」と元気よくロックが解除されます。
ロック・アンロックを何度か繰り返しましたが、全く問題ない感じです。 ううっ、良かった(うれし泣き)

次に、ドキドキしながらキーシリンダーに差し込んで、エンジンをON!
いつものようにメーター内の警告ランプが点灯して、ブルン!とエンジンは無事始動しました!

バンザーイ! 大丈夫でした。

ただし、内部の基盤や接点は、これから錆びてくる可能性もありますので、楽観は許されませんけどね。
二度とこんな失敗をしないように、これからは注意しよう!! と、心に誓いました。

戻る 

トップページに戻る