13.ワイパーゴムの交換

ここのところ台風が多くて、毎週のように雨が降ってます。必然的にワイパーを使う機会か多いのですが、最近ちょっとふき取りが悪くなってきた感じです。
そろそろワイパーブレードを交換してやらないといけません。


ベクトラの純正ワイパーはBOSH製で、ご覧のように運転席側には浮き上がり防止用のフィンが付いています。


ゴムの先端はこのようにブレードのツメでカシメられているので、基本的にはゴムだけの交換はできないタイプです。
でも、ブレード毎交換すると、価格もそれなりです。

そこで、国産ブレード用の「替えゴム」を購入してきて、ゴムだけを交換することにしました。


これが購入した替えゴムです。
国産車のほとんどが純正採用しているNWB(日本ワイパーブレード)社のもので、どこのホームセンターでも安価に売られているものです(1本500円ほどでした)。


ゴムの長さは「475mm」のものがピッタリです。

ただし替えゴムは、長さだけでなく、端面形状と側面形状が何種類かあるので注意が必要です。
BOSH製のブレードには、この6mm幅の「NRタイプ」がピッタリ合いそうです。


古いワイパーは、カシメられている部分のゴムをカッターナイフなどで少し切り取り、ゴムを抜き取ります。
次に、カシメてあった部分をマイナスドライバーやラジオペンチなどを使って、他のゴム受けのツメと同じ幅になるまで広げます。

ツメを広げる際には、ブレードがねじれてしまわないように、少しずつ広げます。
また、塗装を傷つけるとサビがでますので、慎重に作業します。
が・・・、ご覧のように、やっぱり少し傷ついてしまいました (^_^;;
まあ、常にゴムが擦れている部分なので、この程度ならサビはほとんど進行することはないでしょう・・・(笑)


後は新しい替えゴムをゴム受けに滑り込ませて、下側に写っている終端部分を、先ほど押し広げたゴム受けのツメの部分に引っ張って、上側のようにはめ込みます。
替えゴムのスムーズな動きと、終端部分がしっかり止まっていることを確認すれば完成です。

これで次回からは、替えゴム部分だけを購入すれば良いので安上がりです。
ただしブレードも厳密には消耗品なので、3〜4回ゴム交換したら、今度はブレード毎交換してあげましょう。
もちろんその際は、加工の必要ないNWB製にしますけどね。

 
ところで、ディスカウントショップなどには、替えゴムとあまり大差ない価格で、とても安価なブレードを見かけます。
でも、これらのブレードは良く見ると、材質が粗雑なプラスチックであったり、ゴム受け部分の数が少なかったりします。
どうみても、耐久性や拭き取り性能は劣ると思われますので、「それなり」だと覚悟した方が良いでしょうね。

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