15.サイドターンレンズの曇り取り

昨日台風22号が通りすぎて、今日は大雨からようやく晴れ間も見えるほど天気は回復しました。
しかし、うちのベクトラのお顔には元気がありせん。理由は、サイドターンレンズが思いっきり曇っているからです。
最近、大雨が降るとその後必ずレンズの内側が水滴で曇るのです。先日、裏側のバルブを外して、その穴にドライヤーの冷風を当てて曇りを取ったばかりだと言うのに・・・。

これがサイドターンレンズです。
この写真は、以前取り外した際に撮ったものなので全く曇ってませんが、今日の曇りは特にひどい状態でした。
取り外してみたところ、なんと、中でチャプチャプと水が踊ってました。(;_;)
なんでここまで派手に水が侵入するの? と、しげしげと眺めてみましたが、原因は良く分かりません。


そこで思い切って、裏のバルブコネクタの穴からたっぷり水道水を入れてみました。
するとどうでしょう! レンズの前端部分から水がボタボタと漏れてきました!
目視では全く分からなかったのですが、どうやら、クリアレンズと本体の間に隙間があり、ここから雨水が浸入していたようです。
通常は、クリアレンズと本体はシール式の接着剤で密閉されているのですが、製品の不良なのか、シールが劣化してきたせいなのでしょうか? 容易に雨水が入ってくる状態でした。

これでは、何度乾かしてもダメなハズです。


もう一度ヘアドライヤーで内部を良く乾かして、このようにクリアレンズと本体との接合部分を透明のシール剤でシーリングしておきました。

シール剤は本体側にはたっぷり付けましたが、クリアレンズ側は外側から透けて見えるので、できるだけ最小限しか付けないよう、注意して作業しました。
透明なシール剤なので、今はクリアレンズ側に少々余分に付いても目立たないのですが、シール剤はそのうち劣化して、黒ずんだり黄ばんできたりします。そうなると、黒ずみや黄ばみがクリアレンズの外側から見えてしまい、年式以上に古くさい感じになってしまうからです。

シール剤は完全に硬化するまで24時間ほど必要なので、今日のところはこのまま室内で乾かすことにしました。
さて、これで効果の程はどうでしょう?
反対側のサイドターンレンズも時々曇ることがあるので、おそらく同じ原因でしよう。
次回は、反対側もやってみるつもりです。

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