16.ガソリンタンクのホース交換

「とうとう」と言うか、「やっぱり」と言うか、「ほらねっ」と言うか・・・!
先日、うちのベクトラからガソリン漏れを発見しました。

ちょうど遠出する予定で、前夜にガソリンを満タンにした翌朝のことです。暖気のためにアイドリング状態でトランクに荷物を積み込んでいたら、家内が「なんかガソリン臭いよ」と言います。
クルマを少し前に出したら、右後輪あたりの地面に、10cmほどのシミが・・・。臭いを嗅いでみると、まさにガソリン!

かがみ込んで車体の下を覗いてみましたが、どこからも漏れている様子はありません。
時間が無かったこともあり、「まっ、良いか!」とそのまま出かけました。
ただ、気になって、走行中何度もインフォメーションディスプレイに表示される燃料消費量と、燃料計の残量とを見比べてましたが、燃料消費に比べて極端にタンクの残量が減る様子はありませんでした。
念のために道中で一度給油しましたが、燃料消費量と満タンまで給油した量の差は0.5Lくらいでした。この程度は誤差の範囲なので、それほど派手に漏れていなさそうです。

さて、無事帰宅して、落ち着いて自宅のガレージで車体の下に潜り込んで調べてみました。

一番怪しそうなところは、給油口から真下に伸びている樹脂製のパイプと、ガソリンタンクへのゴムホースの継ぎ目部分です。
ゴムホースは見た目にも分かるほどかなり劣化している感じですが、エンジンを掛けてみても、漏れは発見できません。

「ひょっとして、ガソリンの入れすぎで、給油口からオーバーフローしたガソリンが漏れただけだったのかな?」


と、思いながらも、念のために、ゴムホースの付け根部分のゴムを指で「ぎゅっ」とつまんでみました。
すると、つまんだ部分から、じわーっとガソリンがにじんできました!

どうやらゴムホースが劣化して、ひび割れしているようです。
昨日は、朝一番で寒かったためにゴムが硬化して、漏れがひどかったのでしょう。
温かくなってゴムが柔らかくなると、一時的に漏れが止まっていたようです。


さっそくヤナセに行って、リフトアップして調べてもらいました。
ガソリンが漏れていたのは、タンクからの戻り側の細いパイプでしたが、メインの太いパイプの方も、かなりひび割れしていて相当怪しい感じです。

「両方のパイプを交換しましょう」ということになりましたが、あいにく部品は在庫切れ。
直ぐに大事故になるほどでは無さそうなので、部品が届く翌週に交換することにしました。

部品代は5千円程度とのことでしたが、ガソリンタンクを降ろさないと交換できないので、結構手間が掛かるとのことです。自宅のガレージジャッキとウマだけでは、重たいガソリンタンクを一人で取り外して作業する自信はないので、修理をお願いすることにしました。


さて、今日、部品が届いたとの連絡があり、ヤナセで交換してもらいました。
写真の手前側が給油口からの樹脂製パイプで、奥側が交換してもらったパイプです。

部品代は、太いパイプが3600円で細いパイプが1,600円。工賃は7,500円。
消費税を入れて端数を切り捨ててもらい、締めて13,000円の出費でした。

まあ、これであと数年は大丈夫でしょうから、良しとしましょう。


さて、この程度の故障は実は購入前から想定していました。
と言うのは、ベクトラのガソリン漏れは、このオペリスト掲示板のFAQに、同様な故障が沢山書き込まれていたからです。

それにしても、ここの掲示板は本当に役に立ちますね。
「うちも、そろそろガソリンが漏れてくる頃だろうな」と覚悟していた矢先だったので、慌てずに済みました!!

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