18.ドリンクホルダースペーサー!? |
ベクトラのコンソールには、折りたたみ式のドリンクホルダーが運転手用と助手席用の2個用意されています。
普段はコンソールに収納されていて、使用時はワンプッシュでス〜ッと出てくる、とてもスマートな造りです。 |
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左の写真の、シガライターの直ぐ上の部分にある左右二つがそうです。
ところが、このホルダーは350ml缶やペットボトルにはちょうど良いサイズなのですが、細身の缶コーヒーなどを置こうとすると、ホルダーの直径が大きすぎるのです。
おまけにホルダーの深さ低いため、缶コーヒーを置いて走行することはできません。
社外品のホルダーを別に購入すれば良いのですが、せっかくあるホルダーを使わないのはもったいないです。
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要は、缶コーヒーとホルダーの間をスペーサーで埋めやれば良いだけのことなので、ゴムかウレタンのスペーサーでちょうど良いものがないか探してました。
でも、スペーサーが見つかったとしても、ホルダーの深さが浅いので、よほどピッタリサイズでないと、缶が倒れてしまったり、ホルダーから抜けなくなってしまいます。
そこで考えたのは、左のようなウレタンフォーム(セルスポンジ)です。
幅30mm厚さ5mmのテープ状のフォームで、裏に両面テープが付いてます。 |
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このフォームを丸めて、ホルダーの内側にピッタリと収まるサイズにカットします。
さらに、ホルダーに不足する深さを確保するために、書類を挟む半透明のセルロイド製バインダーを100円ショップで買ってきて、左のような形にカットして、そこに上のフォームを貼り付けます。
バインダーには、左図のように左右に切り込みを入れておきます。
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これが、できあがったスペーサーです。
(バインダーが半透明なので、見にくくて済みません)
このスペーサーをぐるっと丸めて、左右の切り込み同士を組み合わせると、そこそこしっかり固定された輪状のスペーサーになります。
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輪にしたスペーサーを、このようにドリンクホルダーに差し込みます。
スペーサーは、ホルダーの内径よりほんの少しだけ大き目に作っておきますので、ホルダーにしっかり差し込めるようになります。
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これで完成です。
丸めたバインダーと缶コーヒーとの間には、少しだけ隙間が空いてますので、缶コーヒーは安定してホールドされながらも、出し入れはスムーズです。
これなら、走行中も全く問題ありません。
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ベクトラは室内の収納が少ないので、かさばるスペーサーだと、置き場所に困ります。
ところがこのスペーサーは、普段は延ばした状態でダッシュボードやドアポケットなどの狭い隙間に収納しておけ、使用する時だけ、さっと組み立てることができます。
工作はとても簡単ですし、費用も200円程度と、とても安価です。
コストパフォーマンスが高いので、我ながら気に入ってます(^_^)v
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