ボルボV40のサイズなど
全高 | 1,440 mm |
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ホイールベース | 2,645 mm |
全長 | 4,370 mm |
全幅 | 1,800 mm |
最低地上高 | 135 mm |
最小回転半径 | 5.2 m |
車両重量 | 1,480 kg |
同じようなサイズの国産車と比べると、例えばマツダ3(アクセラ)より全幅で5mm幅広く、全長は90mm短いので、国内でも扱いやすいサイズだと思います。
車重はかなりありますが、低速からトルクのあるエンジンなので割と軽快に走ります。
ボルボV40のエンジン
総排気量 | 1,497 cc |
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最高出力 | 112 kW (152 PS) 5,000rpm |
最大トルク | 255 N・m 1,700~4,000rpm |
トランスミッション | 電子制御6速AT |
D4の2Lディーゼルに比べるとトルクで大きく見劣りしますが、実際に運転してみるとパワー不足は全く感じません。発進加速は軽やかですし、エンジンブレーキの効きも自然なので、繊細なアクセルワークに忠実に反応して街中ではとても運転が楽です。
ただ、車重があるためか燃費はそれほど良くありません。長距離ドライブなら「15~16km/L」程度を記録しますが、街中をチョロチョロ走行していると、簡単に「10km/L」を割り込んでしまいます。遠乗り主体で燃費重視なら、やはりディーゼルを選ぶべきでしょうね。
乗り心地と運動性能、静粛性など
v40は発売から6年が経過しているので、足回りやサスペンションなどの基本設計は新しくありません。リアはマルチリンクですが、フロントは標準的なストラットです。
このため乗り心地や運動性能は、このクラスとしては「可もなく不可もなく」というレベルで、荒れた路面や舗装の継ぎ目では、それなりの音と振動が車内に伝わってきます。ただし不快というレベルではなく、路面さえ整備されていれば快適な乗り心地です。
205/50-17という大人しいタイヤサイズなので、驚くようなコーナリングはできせんが、コーナリング中も常に安定感があって安心して運転できます。
ハンドリングで特に優れているのは直進安定性です。多少の路面の荒れや轍にもビクともしません。ジャガーXEにも全く引けを取らないほどの直進性で、これはなかなか凄いと思います。FFの優位性を最大限生かした設計で、長距離ドライブも楽なクルマです。
不整路でのロードノイズは少し五月蠅いですが、路面さえ良ければ静粛性もまずまずです。
特にアイドリング時は振動もなくエンジン音も本当に静かです。
シートはなかなか上質で、思いのほか柔らかいのですが、しっかり身体をホールドしてくれます。
装備など
安全性に関する装備は、ボルボ一番の売りだけあって「文句なし!」です。
衝突警告や衝突軽減ブレーキは、レーダー波とミリ波と赤外線を駆使して、人や自転車にも反応する優秀なものです。歩行者エアバックなんて、ボルボにしかありません(でした)。
車速0km/hまで機能するアダプティブクルーズコントロールは秀逸で、巧妙に加減速して車間距離を保ちます。ブレーキングもとても上手で、停止時に乗員がガックンと前につんのめることもありません。これは僕のジャガーXEより断然優れています。
一方、ナビやオーディオの装備は、このクラスとしては今一歩です。
ナビはHDD方式ですが、今どきタッチパネルでない画面はサイズも大きくないので、目的地を設定するだけでも苦労します。このため、目的地はスマホで検索した住所を入力するのが一番早くて確実です。
LEDのヘッドライトは、光量、配光、色合いとも申し分なく、とても見易いです。(ジャガーXEより断然良いです)
トールハンマー型のディライトも明るく目立つので、カーブミラーなどでも相手からの認識率が高く安心です。なによりも、超格好良い!!