2014年05月04日

10.オイル交換しました 

昨年末に購入したイプシロン。
1回目のオイル交換は、1ヶ月目点検時(1,000キロ走行時)に、ディーラーさんでお願いしました。
その後、オドメーターは既に約4,800キロ。前回オイル交換から約3,800キロ走行しましたので、そろそろ2回目のオイル交換をすることにしました。
しかし、純正のオイルはとても高価です。

オイルが高価な理由の一つは、ツインエアーエンジンが推奨している規格に合うオイルが少ないからです。
なかでもハードルが高いのが、SCEA規格が「C3」ということ。
そこでネットで調べたところ、この方の情報から、SUNOCOのSveltというオイルが、比較的リーズナブルな価格で「C3規格」であることが分かりました。

そこで、さっそくヤフオクで購入。


ところが、届いたオイルを見ると、ACEA規格は「A3/B4」になっています!

メーカーのホームページをもう一度よく調べたら、Sveltは最近2種類の銘柄に別れて、通常版は「A3/B4規格」ですが、Sveltの「EURO」という銘柄だけが「C3規格」となってました。


良く確認もせずに購入した僕が注意不足でした。(汗)

仕方なく、もう一度Sveltの「EURO」の方を買い直しました。

今度は、間違いなくACEA「C3規格」となっています。


価格は、20Lで税込み17,000円程度です。一般的な4L缶に換算すると3,400円程度になるので、まずまずリーズナブルでしょ?

間違えて購入したオイルは、プジョー407なら使えますが、最近あまり乗っていないので、20Lが2缶もあっても使い切れません。
そこで、ヤフオクに出品して処分することにしました。当然ながら購入価格よりかなり安価に出品したので、差額は損失になりました。
僕が間違えた代償なので、仕方がありませんね。


さて、イプシロンをジャッキアップする時には、注意が必要です。

サイドシルにジャッキを掛けると、サイドシル部分がひん曲がってしまうのです。整備マニュアルを読むと、ちゃんとジャッキアップポイントの表示があるのですが、ジャッキの受けがよほど幅広くないとダメなんです。

そこで僕は、この部分に注目しました。
サイドシルから少し内側のフロアにある骨格部分です。ここなら丈夫そうです。


この部分にジャッキを掛けるために、こんな物を自作しました。

10cm四方で厚さ5cm程度の木片に、5mm厚のゴム板を接着剤で貼り付けたものです。


この木片をジャッキの受け皿に乗せて、フロアの骨格部分を持ち上げます。

骨格部分の真ん中に木片をセットするために、地面にしゃがみ込んで慎重にジャッキの位置決めをします。
ここで持ち上げれば、ジャッキアップの最中でもボディはミシリとも言いません。柔なサイドシルとは全然違います。
やはり、ここの位置が間違いないようです。


ジャッキアップ後は、安全のためにサスペンションの付け根部分に、ウマをかっておきました。
さらにタイヤの下には、コンクリートブロックも敷いておきます。

これで、ジャッキ → ウマ → コンクリートブロックと、安全策は3重です。


ここまで安全にこだわる理由は、イプシロンにはアンダーカバーがあるからです。

アンダーカバーは6本のボルトで留まっているのですが、取り外すには、ボディの下に完全に身体を潜り込ませて作業する必要があるからです。

安心して作業するためには、必需なんですよ。


これが取り外したアンダーカバーです。

不整路や雪道などでは安心ですが、最近のクルマはこういう装備が多いので、DIYがやり難くくなってきました。


ドレンボルトは、オイルパンの後側にあります。

ボルトのサイズは17mmですが、奥まった位置にあるので、スパナやメガネレンチは使えません。
17mmのソケットレンチが必要です。


ドレンボルトを外すと、汚れたオイルがドバーと出てきました。

4千キロ弱を走行しただけですが、結構汚れている感じです。
ツインエアーはターボエンジンなので、タービンも冷却しているため、オイルの汚れが早いと思われます。


こちらがドレンボルトです。

ボルトの頭が妙に薄いですね。
別にこんなに薄くする必要はないと思うのですが。。。。


今回、ドレンボルトのパッキンは交換しませんでしたが、市販のパッキンが使えないか、サイズを測定してみました。

外形は、約16mmでした。


内径は12mmです。

このサイズの市販の銅パッキンがあれば流用できそうです。
今度ホームセンターに行って、探してみます。


ツインエアーエンジンは、他車とは違う部分が色々あります。

その一つがこれ。
オイルキャップとオイルゲージが一体化しています。
しかも、このオイルゲージが長いこと長いこと!


計ってみたら、60cm以上ありました。(笑)


そして、今回はオイルフィルターも交換する。。。。。つもりでした。

イプシロンのオイルフィルターはカートリッジ式なので、中のフィルターだけを交換するタイプです。
ただし、エンジン後方の下の方にあるので、手が入り難いくて面倒そうです。

23mmのソケットレンチにエクステンションバーを付けて、フィルターの頭を回そうと考えたのですが、並のエクステンションバーでは届きません。しかも、フィルターの頭にソケットが入りません!


よ~く見てみると、なんとフィルターの頭には、「25mm」の文字が刻印されてました。

でも、僕のソケットレンチのセットは23mmが最大で、25mmサイズはありません。

ということで、残念ながら今回はオイルフィルターの交換は断念しました。(泣)
次回オイル交換時には、25mmソケットを購入しておかないと。。。。
それと、長いエクステンションも必要ですね~


【訂正です!】
その場の目視では暗くて確認できませんでしたが、後で写真を見直して気付きました。
オイルフィルターの頭に刻印されていた文字は「25mm」ではなく、「25Nm」(ニュートンメートル)。つまり、このフィルターの適正締め付けトルクの表示でした。
いや~っ、お恥ずかしいです。。。。(大汗)