4.建前です(その2)


<平成13年10月6日>

母屋側に廊下と玄関を増築して「はなれ」と接合します。
この部分も次第にできあがってきました。


ここが廊下を増築した部分です。
完成すると、左側のアルミサッシは取り外して室内建具に変えることになっています。


外壁は全て9mmの構造合板を打ち付けます。
通常の合板は91cm×182cmサイズですが、この構造合板は、軒から床まで継ぎ目なしの1枚の板で施工するために、91cm×303cmという特殊なサイズです。
これは、防音のためにできるだけ壁に隙間や継ぎ目を作らないようにとの配慮なのです。
出来上がりはまるでツー・バイ・フォーのようで、見るからに頑丈そうです。


内側から見た光景です。
壁の一部はまだできあがっていませんが、柱の多い木造の在来工法にツー・バイ・フォーの良さをプラスした感じです。
平屋にしては、異様に?頑丈な感じです。


これも内側から見た光景です。
東側には明かり取りの小さな窓が付きますが、構造合板を張ったあとで窓部分をくり抜きます。


壁と屋根の境目の部分です。
屋根は二重構造になっていますので、軒の部分にこのように開口部を設けてあります。
壁の部分には、このあとで「胴縁」を縦に打ち付けて、サイディングを張ります。
壁とサイディングの間も「胴縁」の厚み分だけ通気するように作りますので、壁の間を通った空気は上昇して、そのまま屋根の二重構造を通って外に排出される仕組みです。
これなら、夏の暑さは相当解消されると思います。

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