2022年07月21日
101.LEDヘッドライトバルブに交換してみました
うちのXE(前期型)のヘッドライトはHIDですが、バーナーの「D3S」は環境対応規格ということで水銀が使用されていないため、とても暗いのです。(ハロゲン並み?)
僕は1年半前に社外品バーナーに交換したのでかなり明るくなりましたが、それでも国産普及車の並みのHIDヘッドライトより少し暗い感じです。最近の軽自動車にも採用されているLEDヘッドライトに比べると、明らかに見劣りします。(泣)
ちなみに家内の愛車ボルボV40はLEDヘッドライトが標準ですが、驚くほど明るいうえにムラのない配光が素晴らしいので、夜間走行の安心感は断然違います。
そこで今日、HIDバーナーを「LEDバルブ」に換装してみました。
実は以前から色々と物色していましたが、どの製品が良いのかなかなか悩んでいました。そんな折に、なんと某みん友さんから、欲しかったLEDバルブをお譲り頂いたのです(超嬉)。
大変ありがとうございました。
こちらがそのキットです。
バルブ部分(バーナー部)とは別に、コンバーター(変圧機?)が電源ハーネスで接続されているタイプです。
LED発光部をよく見ると、複数の素子でできているようです。
底部はLEDの熱を放出する冷却フィンになっていますが、どこも工作精度はなかなか良い感じです(嬉)。
底部には冷却ファンがあります。小さな部品なのに上手に組み込まれていますね。
取付け作業はフロントタイヤを外すと断然楽なのですが、ご覧の通り今の駐車場は砂利敷きのため、安全にジャッキアップすることができません。そこで仕方なく、ステアリングを最大限内側に切って作業しました。(助手席側の写真です)
こうすると、タイヤハウス内にあるヘッドライトへのサービスホールに手が入ります。
この蓋にある二つの凹部に指を入れてを左に回すと、蓋が外れます。
すると、ライトハウジングの裏蓋が現れます。(写真を撮るのを忘れたので、これは運転席側の写真です)
これも左に回して裏蓋を外すと、バーナーが現れます。
電源の緑色コネクタは、先端のツメを押しながら引っ張って外します。
写真の丸で囲った針金状のフックを指で摘まんで、バーナーを外します。
逆の手順で、LEDバルブを取り付けます。
ジャッキアップせずタイヤを取り付けたまま作業しているので、タイヤハウス内に頭を突っ込んで中を見ることができません。そこで、念のために小さな鏡を差し入れて、針金状フックがちゃんと留まっていることを確認しました。
コンバーター部分もライトハウジングの中に設置します。本当は両面テープで固定したかったのですが、なかなか良い置き場所が見つかりません。色々と試行錯誤しているうちに、奥の方に突っ込んだら取り出せなくなってしまいました(焦)。慌てて押したり引いたりしてなんとか取り出せましたが、もしも故障して交換できなくなると困るので、あまり無理しないことにしました。
そこで取り敢えず、コンバーター部分はライトハウジング内に転がしておくだけにしました(笑)。
最期にタイヤハウスのサービスホールの蓋も閉じます。蓋と本体に三角形の「合わせマーク」があります(赤丸部分)ので、これが合わさっていれば完了です。
運転席側も作業は同様です。
LEDバルブを取り付けたところです。
ところで、DIYでXEのバーナー交換される方が一番悩むのは、バーナーを固定する針金状フックの外し方です。
フックを留める本体側の形状はこのようになっています。
フックの先端を奥に押し込みながら、指で摘まんで内側に引き寄せると、フックが外れる仕組みです。
取付けはこの逆になります。
この形状は、孫悟空の頭の輪(『緊箍児(きんこじ)』と言うそうです)を思い浮かべてもらえば良いです。
この形状を頭に描きながら、手探りでフックを動かせば簡単に脱着できますよ(笑)。
以前にバーナーを交換した際の記録がありますので、こちらも参考になさって下さい。
雨雲が近づいてきたので、点灯確認だけして、今日はここで終了です。実際の夜間運転での評価は、後日にさせて頂きます。