2020年09月18日

69.タイヤ履き替え<その1>

うちのXEは新車から5年、走行距離は4万km弱になりました。
新車装着のタイヤ「ダンロップ SPORT MAXX」は、グリップ抜群で直進性も良好なので、ワインディングも高速道路もとても楽しいタイヤです。

しかし、さすがに5年も経つとゴムが固くなりトレッドも減ってきたので、特に街中での乗り心地が不満になってきました。そろそろ交換時です。

最近はコロナ感染防止のためにXEを通勤に使用しているので、市街地走行の頻度が増えました。
このため次のタイヤは、もう少し乗り心地を重視したいと思います。でもハンドリングは犠牲にしたくないという欲張りな条件です。(笑)
ついでに言うと、通勤に時に使用する立体駐車場はパレットがギリギリなので、こんな小細工をする前は頻繁にリムガードを傷つけてたので、酷いところではこんなにゴムが切れてしまってました。


そこで、サイズは現行(225/45-18)のままで、候補としたのは以下です。

・ミシュラン PILOT SPORT 4
・ダンロップ SP SPORT MAXX 050+
・トーヨー PROXES Sport
・ヨコハマ ADVAN Sport V105
・ブリジストン POTENZA S007a


第一候補のミシュランは、ネットや雑誌等で「グリップ、直進性、乗り心地、全方位でトータルバランスに優れている」と、すこぶる評判が良いタイヤです。「PILOT SPORT 4S」という、もっとハイグリップなタイヤもありますが、流石にセダンにはオーバースペックだろうと思い候補から外しました。(価格も高いし。。。笑)


ダンロップは現在と同じ銘柄ですが、モデルチェンジして「050+」になってからは、グリップ重視の性能が薄らいだようです。外観もショルダーが丸くなりリムガードが無くなるなど、ちょっと迫力が無くなった感じです。


トーヨーは、以前プジョー407に「PROXES T1 SPORTS」を装着して、とても印象が良かったので第一候補に考えていました。ところがこちらもモデルチェンジしたら、メーカーのサイトにはグリーンの葉っぱが掲載され、低燃費を謳ってました。これではたぶん以前のようなハンドリングは期待できそうにありません。


こちらの「ADVAN」と


「POTENZA」は、グリップ力に不満は無いものの、僕的にはちょっと過激なイメージで乗り心地も固そうです。

ということで、無難に「PILOT SPORT 4」に決定。
ネットで注文して、近所の整備工場で取り付けしてもらいました。


もちろん新品ですが、製造年週は、3本が「0720」で、1本だけ「4519」が混じってました。
まあ、この程度は誤差の範囲でしょうね。


雨天グリップは最高ランクです。


「PILOT SPORT 4」は、特にサイドウォールのデザインが高級感があって格好良いですね!

と、ここまでは実は8月初旬の話なんです。

「PILOT SPORT 4」の乗り心地はとても素晴らしく、路面の段差を乗り越えた際など、それまでの「ドタン」という振動が「コトン」と激変しました。
クルマが一気に上級車になった感じで、トヨタ車で言うなら、パッソからクラウンに乗り換えたほどの違いです。(笑)

一方でハンドリングは、ちょっと微妙な結果になりました。
ステアリングが妙に軽くなり、路面に食つくような強力なグリップ感が薄れ、一言でいうと「手応えが薄くなった」のです。
しかし手応えが希薄な分だけ、神経質に轍や舗装の継ぎ目にステアリングを取られることが無くなり、安楽にドライブできます(笑)。
ただし、直進でも常にステアリングをゆったりと左右に微修正しながら走行している感じがするので、あまり好きな感じではありません。
ワインディングでは、XEで初めてアンダーステアというものを感じました。(驚)
もちろんステアリングを切り込んでいけばちゃんとコーナリングしますが、今までXEの秀逸なニュートラルステアリングに慣れていただけに、なんか普通のクルマになってしまったようで、ちょっと残念なんです。
誤解のないようにお断りすると、並みのエコタイヤやコンフォート系タイヤなどに比べれば遥かにスポーティなんですよ。以前のタイヤが高性能だっただけなんです。

トレッドも細身で、上から見ると7.5Jのホイールのリムが見えてます。(^^;


ちなみに、以前のSport Maxxは、明らかにトレッドが平たくて幅広くて迫力がありました。


それから1カ月が経過しました。
街中を走行すると、「めっちゃ楽チンで気持ち良いな~」(^O^)/
でも郊外を軽快にドライブすると、「なんか違うんだけどな~」(~_~;)
と、頭の中で異なる想いがグルグル巡り、悶々と悩んでました。

その2に続く