2020年09月18日

70.タイヤ履き替え<その2>

<その1>からの続きです。

期待通りと期待外れの想いが入り混じったミシュラン「PILOT SPORT 4」。
「このまま擦り減るまで乗って、次回はもっとグリップ重視のタイヤにしよう」と考えたものの、それでは3~4年も先になってしまいます。
XEの車齢的にも、美味しい時期を過ぎてしまいます。
それに加えて、自分の身体能力も年々劣化しているので、いつまで自分の思い通りに気持ちよく運転できるか分かりません。
そんなことを考え始めたら居ても立ってもおられなくなり、もう一度買い替えることにしました。
まだ約1か月間600km程度しか走行していませんが、「売るなら少しでも新しい方が良いだろう」と自分に言い聞かせて、「PILOT SPORT 4」はヤフオクに出品することにしました。

今度のタイヤは、ヨコハマ 「ADVAN Sport V105」にしました。


「ADVAN」や「POTENZA」なんて、僕には完全にモータスポーツのイメージだったので、過激過ぎるという危惧もありましたが、また後悔したくなかったので、今度は躊躇わずにエイヤッ!とネットで注文。


今度の製造週は4本とも「3320」、つまり今年8月10日の週なので、バリバリの作り立てです。(笑)


こちらはタイヤのラベルです。

雨天グリップは最高ランクですが、転がり抵抗は最低の「Cランク」。この割り切りったコンセプトが気持ち良いですね。(笑)
ネットで購入したので、またまたXEの後席に積み込んで修理屋さんに直行。


交換後は、もうルンルンです。
グリップもレスポンスも期待通りで、自分の思い通りにコーナリングできます。直進性も素晴らしく、ハンドリングは文句なしです!

一方、懸念された乗り心地は、やはり悪化しました。(笑)
アスファルトの段差を乗り越えると、「コトン」というショックが「ドスン」に変わりました。
しかしそれが不快な乗り心地かというと、そうではありません。
「ドスン」の質が悪くないのです。

例えが難しいですが、サンドバックを叩いたような「ドスッ」という重厚で沈み込むような感じで、軽々しい突き上げ感がないのです。
これはXEの秀逸なサスペンションによるところも大きい気がします。「PILOT SPORT 4」のように、柔らかいサイドウォールで不自然にショックを吸収しなくても、XEのサスペンションは滑らかに動いてショックを吸収してくれるのです。
そして、路面の細かい凹凸は、分厚くて柔らかいトレッドのゴムが「しっとり」と吸収してくれます。
この乗り心地なら、19インチにインチアップしても不快感はないと思います。

つまり、僕が望むところの理想的な足回りになりました!
大満足です!!

敢えて不満を言うなら、サイドウォールのデザインにもう少し高級感があると嬉しいですね。今のデザインはスポーツ性能を前面に打ち出すあまり、ちょっと子供っぽい感じがします。
本当はとても上質なタイヤなので、もっとプレミアムなデザインに刷新されると良いですね。


ところで、ヤフオクに出品した「PILOT SPORT 4」は、期待以上の高値で落札していただけました。
おかげで経済的にも、「無駄遣いしちゃったよな~(泣)」という自責の念から解き放たれて、精神的にもとても助かりました。(嬉)

この記事へのコメント

2020年9月21日 18:20
僕も5mmを切りそうなのでタイヤ交換検討中です。ちょっとひび割れも
サンデーパパさんが検討した2種類をまさに検討してました
いつも参考にさせていただいております
コメントへの返答
2020年9月21日 21:31
こんばんは。
長々とした投稿をお読みいただき、ありがとうございます。
タイヤ選択って、簡単にお試しができないので難しいですよね。
僕は結局、1カ月で履き替えるという暴挙にでましたが、その間ずっと悩み続けてました。(笑)

PS4は、乗り心地を含めたトータルバランスは素晴らしいと思います。
もしもインチアップしてPS4にされた方なら、感涙もののタイヤだと思います。
でも、純正装着のSport Maxxの尖った性能がどうしても忘れられなかったのです。

ただ、PS4もADVANもあくまでも個人的な感想、かつ好みの問題(←ここ重要!笑)なので、相対的な比較として参考にしていただければ幸いです。
↑ ジャガーXEのモディファイ目次に戻る