2013年11月11日

134.リビングの窓を二重窓にしました

サンデー・パパの自宅は、平成元年に新築したものです。つまり、築25年になります。
当時は安月給だったので、「そこそこ部屋数があって雨風が凌げれば良いので、きるだけ安価に!」という基本ポリシーで建築してもらったので、サッシは二重ガラスではありません。
このため、冬はストーブやエアコンをガンガン使っても、窓際に行くと「空気がヒンヤリ」という状態です。当然ながら、暖房費もかかります。
特に気になるのは滞在率が高いリビングルームですが、中でも一番の原因は、この出窓です。

膝丈の高さからの窓なので、サイズは、約120cm×180cm。外への出っぱり部分もガラスで30cmくらいありますので、これはもう、室温を外に逃がすための「ラジエータ状態」です。(笑)
そこで今更ですが、ここに内窓を設けることにしました。
トステムの「インプラス」という内窓が安価で良さそうなので、ここのサイトからネットで注文しました。
注文は、窓の形、枚数、サッシの色、ガラスのタイプ(単板、複層、色柄、ガラスの厚み)、そして窓枠のサイズ等をWeb上で注文していきます。
すると、翌日に見積書の返答メールが届くので、OKであれば代金を振り込みます。

代金を振り込んでから、平日で7日間ほどで届きました。

窓が2つに、窓枠部分が1つと、3つの荷物で届きました。
届いてみると、これがなかなデカイ!。しかもガラスが大きいので、けっこう重たい!
配達してくれた宅配さんも、玄関まで運んできて、「これは重いなぁ・・・・」と苦言。


ガラス窓の部分は、破損を防ぐために、かなり頑丈な梱包になっていました。
おかげで、梱包を解くだけでもけっこうな時間がかかりました。
一方、窓枠部分はプラスチックなので、軽量です。
縦の桟2本と、横の桟2本は、こんな感じです。

桟の断面はこうなっています。
左から、縦の桟、下の桟、上の桟、縦の桟。です。

作業は、出窓周辺に山のように置かれたな装飾品を片付けることから始まりました。(笑)

まず最初に、両側の縦の桟を柱にネジ止めしていきます。
サイズはオーダーメードなので、全く問題なし!

桟の下にある白いクッションは、横桟との接合する部分です。
このクッションのおかげで、多少の測定誤差があっても大丈夫なんです。

続いて、下側の横桟を取り付けます。
白いクッションは、このように縮んで、隙間が埋まります。

プラスチックの桟は、少し力を入れると曲がるので、横桟はこの曲がりを利用して組み立てていきます。
横桟も、サイズはバッチリでした!


反対側の柱は、こんなことになっています。
実は、以前にBSアンテナを自分で設置した際に、出窓のサッシを加工して、ここからアンテナケーブルを引き込んでいました。
しかし、このままでは内窓を取り付けられません。


そこで、電動丸鋸を使って、柱に1cm程度の奥行きの切れ込みを入れました。


この切れ込みにアンテナケーブルを押し込んで、内窓の桟の裏側を通しました。
切り込みとアンテナケーブルとの隙間は、念のためにコーキング剤で埋めておきました。

見た目は悪いですが、どうせカーテンで隠れるので、あまり気になりません。(爆)



桟は、組み付ける場所や方向を間違えないようにする必要があります。
そこで役に立つのが、予め桟に貼られたこのようなシールです。
これなら絶対に間違えることがありません。

なかなか親切な商品ですね。


通販でオーダーメイドした商品ですが、れっきとしたメーカー品なので、ちゃんとこのような商標シールが貼られています

アンテナケーブルの処理に時間を要しましたが、この加工を除けば、設置作業自体は1~2時間程度で完成です。
要領さえ分かれば、1時間以内でも取り付けできそうです。


窓をしっかり固定するため、ロックの付いたクレセントも装着されています。

戸車の高さ調整もできますし、窓枠と桟との接触部分は、全てゴム製のシールが使われていますので、窓には一切のがたつきもありません。
正に「完全密閉!」という感じです。


完成した出窓は、こんな感じです。

ガラスがあるため、出窓の奥行き感は薄れてしまいました。


その後、山のような装飾品を元通りに並べます。
僕はごちゃごちゃと物を飾るのは好きではありませんが、家内はこういうのが好きなので、仕方がありません。(笑)


内窓の向こう側は30cm弱の奥行きになりましたので、置けなくなった装飾品りの一部は、別の場所にお引っ越ししてもらいました。それでもまだ、これだけの物があります。(笑)

さて、内窓の効果は期待通りでした。
暖房の強度や暖房運転の時間が明らかに少なくなりました。
特に、朝起きた時の室温の低さが全然違います。
防音効果もなかなか良くて、テレビの音量をかなり上げても、外に漏れる音はほんのわずかです。
これで、深夜でもご近所さんに気兼ねなくテレビやオーディオを楽しめます!(嬉)
この仕様で、送料と消費税込み価格は「24,675円」でした。
自分で施工したので、かなり安上がりに済んだと思います。
「インプラス」お勧めです!

前の日記に戻る
次の日記に進む