2005年10月123日

32.シンガポール旅行(番外編）

＜シンガポール旅行の番外編＞
さて、こちらは番外編です。
クルマ好きのサンデー・パパなので、海外のクルマ事情にも興味があって、いくつか写真に納めてきました。

こちらはシンガポールでの交差点の様子です。
やはり日本車が多いですね。しかもどのクルマも皆綺麗なんです。
理由は後でお話ししますが、シンガポールは自動車を所有すること自体が大変なんです。ですから、皆、自動車を大事に乗ってるんですね。


シンガポールで一番良く見かけるのが、この「ヒュンダイ・マトリックス」です。
価格が手ごろなのが受けているようで、ちょっとお金のあるサラリーマンなんかが乗ってる感じです。ちょっとフィアット・パンダ的なデザインで、サンデー・パパの好きなイタ車的な臭いがします。


こちらはマレーシア初の自動車メーカーである「プロトン」が作った国産車第１号の「サガ」です。
このスタイルを見ての通り、これはまんま三菱の旧型ランサーですね。三菱自動車との合弁で作った会社なので当然なんです。マレーシアのあちらこちらで見かけます。


こちらもマレーシアの「プロトン」の乗用車「ワジャ」です。
今度は、自社で開発した自動車だそうです。横から見るとトヨタの旧型スプリンターのようなデザインですが、フロントのお顔に特徴がありますね。エンジンはやはり三菱製のようです。


でも、マレーシアで一番良く見かけるのは、このダイハツ・ミラです・・・
いやいや、実はこれ、「プロドゥア」社の「カンチル」という国産車です。
とは言え、ダイハツとの合弁なので基本はやはりミラなんですが、エンジンは８５０ｃｃだとか。
ちなみに、その前にあるクルマはシャレードですよね。でもボロボロ・・・。


さて、シンガポールでちょくちょく目に付いたこのクルマ。トヨタのマークがついてます。
でも、日本にはこんな車は売ってません。車名は「Vios」と言って、排気量１．５Ｌのこんなクルマなんです。
内装などから、『ヴィッツ』『プラッツ』などの派生系のようですね。でも、これがなかなか格好良いクルマなんですよ！！


さて、シンガポールで皆が自動車を大切にしている理由は、この価格なんです。
この写真は、シンガポールのホテルで手にした新聞の広告です。
　ホンダのフィットが＄５５，４８８となってます。
＄１＝約７０円ですから、３８８万円！なんです。
さらに、シンガポールでは自動車の所有台数を制限するために、「自動車所有権」とい権利証書を買う必要があって、排気量に応じてですが、フィットクラスだと＄２４，０００程度（１６８万円）もします。
つまりフィットを所有するためには、５５６万円も支払う必要があるんです。


こちらは、ダイハツのミラ・ジーノですよね。
排気量は日本の軽自動車より少し大きめの８５０ｃｃだと思いますが、＄２３，９００＝１６７万円です。このクルマでも自動車所有権は必要なので、合計３３５万円も必要になります。


その他の日本車はこんな感じです。
　ホンダ・エアーウェイブ・・・＄６６，８００＝４６７万円
　ホンダ・インテグラ・・・＄７８，８８８＝５５２万円
　トヨタ・エスティマ・・・＄９２，８００＝６４９万円
　トヨタ・ウィッシュ・・・＄７２，８００＝５０９万円
このクラスの自動車所有権は２００万円程度ですから、エスティマに乗るには８５０万円も必要なんです。 凄い国です！！


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