2008年04月06日

59.有松へ行ってきました

今日はお天気も良くてとても暖かい日曜日。春の陽気に誘われて、名古屋の「有松(アリマツ)」地域に観光へ行ってきました。何といっても、暫定税率期限切れのおかけで、ガソリン代が安くなったのが助かります。

「有松」の正式な住所は、名古屋市緑区有松町です。
ここは「有松絞り」という伝統工芸の「絞り染め」で有名な場所です。旧東海道に沿って、このような旧家が軒を連ねています。


街の地図は、こんな感じです。
名鉄「有松駅」の南に、旧東海道が東西に通っていて、東の方はこのように絞り染めの土産物屋さんが並んでます。


お店の中は、ハンカチから日傘や帯まで、有松絞りの工芸品で一杯です。
「へ~っ、綺麗ね」と、家内はハンカチとタオルをお土産に購入しました。


旧東海道沿いには、こんな感じで蔵を備えた旧家が並んでいて、なかなかの雰囲気です。 ただ古いだけではなくて、町並みを保存するために、どの建物もちゃんと手入れされています。


そんな中で、旧家を改築した「うどん屋」さんを発見。
店名は「寿限無茶屋(じゅげむぢゃや)」と言う、手打ちうどんのお店です。


ちょうどお昼になったので、ここで昼食を摂ることにしました。


家内が注文したのは、「梅おろしうどんころ」。うどんは腰があって、タレは濃いけど、梅のおかげであっさり味です。とても美味しかったです。


僕が注文したのは、「上天うどんころ」。うどんころに、えび天ぷら、野菜天ぷら、生卵、おろし等々・・・。そしてこの「ひも状」になっている天ぷらは、いったい何??  これはなんと、「うどん」の天ぷらのようでした。なかなか美味しかったですよ。


旧東海道を、今度は西に向かって歩きます。
こちらも旧家が建ち並んでますが、今でも本当に住居として使用されている建物ばかりです。なかでもこの「竹田邸」は立派でしたね! 道に面した建物も立派ですが、横に回ると、裏までず~っと塀が続いてました。


この「竹田邸」の入口の屋根には、こんな「あんどん看板」が乗ってました。もちろん今は使われていませんが、趣があって良いですね!


これは普通の民家の玄関先ですが、こんなレトロな郵便ポストが置いてありました。雰囲気良いですね~


こちらにも工芸品を販売している古民家があったので、覗いてみました。


室内には、所狭しと土産物が並んでました。


このお店は「絞り染め教室」も開催しているので、素人の作品も置いてあるようです。


ところで、こんな素敵な町並みなのに、この旧東海道を走るクルマがとても多いのです。
こんな路地みたいな狭い道なのに、ひっきりなしにクルマが走り抜けていきます。それも皆、凄いスピードを出してくるので、危ない危ない! 冷や冷やものです。せっかくの町並みなのに、これは酷い!
この旧東海道のすぐ南側に国道1号線が平行しているので、ここはどうやら抜け道になっているようです。こんな狭い道と知りながら、敢えて抜け道を選ぶドライバーばかりですから、運転マナーは推して知るべしです。「町おこし」を考えているのなら、是非とも何とかして欲しいものです。


有松の町並みは東西1kmもないので、昼食してゆっくり散策しても、2時間もあれば十分です。 カーナビでこの近所の名所を検索したら、「桶狭間の古戦場跡」がすぐ近所にありましたので、さっそく行ってみました。


ところがここは、ただの小さな公園があるだけです。「これがあの有名な桶狭間の決戦跡?!」という感じでした。


次に、東海市の「しあわせ村」という大きな公園に行ってみました。ここは、大きな池を取り囲んだとっても広い公園です。


この公園の一角に大きな大仏がありました。
「なんでこんなところに大仏があるの?」というロケーションです。


これは「聚楽園の大仏」と言います。
高さは18.79メートルもあって、なんと奈良や鎌倉の大仏よりも大きい大仏だそうです!!


この公園には遊戯施設などもあって、小さなお子さんを連れた家族で賑わってました。
良く整備されてますので、とても気持ち良い感じです。こんな立派な無料公園があるなんて、東海市民はなかなか幸せですね。


その後、もう少し時間があったので、同じ東海市の「大池公園」にも行ってきました。
「しあわせ村」からほんの2kmほど離れただけなのに、またまたこんな立派な公園があります。ここは桜と梅の名所のようで、今はもちろん桜の季節。「しあわせ村」から遊歩道を通って徒歩で行くこともできるようです。


公園内の至る所で、このように花見とバーベキュー大会で大賑わいです。皆、楽しそうでしたねぇ。
今日はなんか、ほのぼのとした一日でした!



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