2002年08月23日

13.東北旅行(2日目)

2日目の朝、「ホテル松島大観荘」の客室からの眺めです。 松島湾が一望できる素晴らしい景観です。


朝食はこれまた豪華な朝食バイキングで、我が家はもうご満悦です。 「いくら」や「うに」や「岩のり」をたっぷり入れた「お粥」がとっても美味しかったです。 このホテルは、到着から出発まで、本当に快適で気分の良い居心地でした。


松島湾と言えばこの福浦島。ここには、海岸から全長252mのこの赤い福浦橋を渡って行きます。 この橋の通行料は大人200円でした。


福浦島にもこのように松島湾の島々が一望できるスポットが何カ所かあります。


島を一周するハイキングコースもあります。 歩道は落ち葉なども綺麗に掃除されていて、気持ちの良いところでした。


午前中に松島の散策を終えて、今日の宿泊地である山形の蔵王温泉に向かいました。 山形の蔵王温泉に向かう途中で、宮城の蔵王町も通ります。 蔵王町遠刈田温泉にある自然薯(じねんじょ)を使った「とろろ料理」で有名な、「木地子庵」というお店で昼食をとりました。


このお店で使用している「とろろ」は全て天然の「自然薯」を使用しているとのことです。お店の入り口に、そのことが達筆で書かれていました。
「とろろ麦飯」や「とろろのもんじゃ焼き」などが名物のようです。少しお値段が高いですが、天然の自然薯ということを考えると、お値打ちなんでしょうね。


食べている最中は、ちょっとボリューム不足かな?と思いましたが、なんのなんの。とろろ料理はお腹の中に入ってからどんどん膨らんでいくのです。


食べ終わってから暫くしてから、動くのも苦しいほど満腹になってきました。


お腹が膨れたところで、蔵王エコーラインを通って、有名な「御釜(おかま)」へ向かいました。 エコーラインの途中に何カ所か観光スポットがありますが、これはその一つ「不帰の滝」です。 駐車場から少し歩くと簡単な展望台が用意されていて、このような景色にお目にかかれます。


写真ではこの壮大なスケールはちっとも表現できませんね。 実際は展望台から下の谷間を見下ろすと、思わず「うわ~っ!」と声を上げてしまうほど壮観な景色なんです。


さていよいよ目的の「御釜」へ。 「御釜」のある刈田岳は、標高が1758mです。


ところが、着いたら一面ガスの海で、御釜は全く見えません。 せっかくここまで来たのに、なんと残念な・・・。と悔しい思いをしていました。


それでも何とか見えないかと、1時間以上待ったところ、突然風に流されてガスが晴れてきました。 「やった~ぁ 見えたぞ!!」というのがこの写真です。


先ほどまでのガスが嘘のように無くなり、やっと念願の御釜が一望できました。 待った甲斐がありました・・・いやほんと(^_^;;。


蔵王温泉の宿泊先は、「ホテル樹林」というゲレンデの直ぐ脇にあるホテルでした。 冬場のスキー客向けのホテルなので、客室はこの程度で、洗面所とトイレは一緒になった狭いユニットバス。 大浴場だけは綺麗に改装されていましたが、なんと温泉地だというのに「沸かし湯」です。 実は温泉風呂もあるのですが、こちらは設備が古く、おまけに大人4~5人が入るのがやっとという狭さです。
ここは寝るだけの宿。と割り切ることにしました。



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