2004年02月14日

20.ベクトラが納車されました

新車から12年間、約10万キロ乗ったマツダ・クロノスも、最近特に故障がひどくなってきました。
しかし、特にこのスタイルと、2500cc V6 200psエンジンなど、気に入っている部分も多く買い替えは悩みました。


なかでも一番の問題は、現在下宿している大学2年生の長女と来年大学生になる次女を抱えている我が家の経済状況です。許される軍資金は100万円程度しかありません。
でも、エンジンは余裕のある2500cc超で、振動が少なくスムーズな6気筒が欲しい。足回りがしっかりしていて、雪道に強く高速でも安定感のあるFFが良い。4ドアで室内もトランクも広くて、長距離を運転しても疲れないクルマが良い

などの贅沢な条件を掲げて探していたら、この車が見つかりました。
オペル・ベクトラCDXです。


新車の車両価格は320万円もしますが、5年落ち36千km走行で予算の範囲内でした。


クロノスより一回り小さなボディですが、ドイツ車らしく懐が深くて安定した足回りと高い剛性のボディは、安心感が全然違います。


小柄なボディながら、走りだすと心地よい音色になるエンジン音、卓越したボディ剛性と遮音性能のおかげで、少々荒れた路面でもボディや内装はミシリとも言いません。この静けさは一昔前のクラウン並だと思います。


この後ろ姿は、ファミリアなどの国産車と見間違えられそうですが。。。


運転席やメーター周りはちょっとクラシックですね。いかにもドイツ車的です。


速度計は280km/hまであります。
流石にそこまでは不要ですが、静かで安定した走行性能のおかげで、気が付かないうちに速度が上がっているので、注意が必要です。「まだ60km/hくらいだろう」と思ったていたら、「実は80km/hを超えていた」なんてことはザラです。


レカロ社製と言われている標準シートは、適度な硬さとホールド感があって、長距離運転でも全然疲れません。このシートは凄いです。


リアのサスペンションはストロークがたっぷりあって、後席の乗り心地は快適です。


6気筒エンジンはクロノスよりずっと低速トルクがあって、とても扱いやすいです。アクセルを踏み込めば「クォー」と、なかなか気持ちの良いエンジン音を奏でます。
それにしても、こんなに狭いエンジンルームに、よくこんなに大きなエンジンを詰め込んだものです。


ちょっと見た目がおじさん臭いですが、運転してみると実に素晴らしい。乗り心地が良いし安心感があるので、ストレスなく長距離運転ができます。
この予算でこのクルマは、バーゲンだと思います!

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