2023年10月31日

600. 60年前にタイムスリップ!(謎笑)

僕は父親が転勤族だったので、幼少から今まで通算9回も転居しています。(笑)
一番最初の居住地は、僕が幼稚園時代まで過ごした兵庫県小野市です。父親が勤務する会社の施設があって、その隣の社宅に住んでいました。今からもう60年前のことになります!
その後あちらこちらを転居して、偶然にも2年前から小野市に近い兵庫県川西市に住むことになりました。さらに先日、岐阜の実家で古い写真を整理していたら、急に小野市へ行ってみたくなりました。(笑)

こちらがその場所です。会社の施設はもう何十年も前に閉鎖され、向かい側の社宅も撤去されています。


門扉が閉じられて中には入れませんが、跡地は広い空き地になっていました。


この門の先に中庭があって、その奥に施設の建物があった記憶です。当時の写真がありました。後ろの瓦屋根の建物です。ちなみに右側の男の子が僕です。(笑)


当時の社宅はこんな板壁の平屋住宅でした。


板の間の縁側で、クレーン車の玩具で遊ぶ僕と妹です。60年前にしては、我ながら立派な玩具を持ってましたね。(笑)


社宅があった場所は再開発されて、今はこんな分譲地になっていました。


先程の中庭で遊んでいる光景と思われます。一番左が僕です。


よく見ると、バックに門柱が写っていますね。(黄色丸です)


どうやらこちらの門柱と同じようです。なんと60年以上も残っていたのですね!(驚)


その後、神戸電鉄の小野駅にも行ってみました。
今は立派な駅ビルがありますが、当時は小っちゃな駅舎だった記憶です。


当時は駅の向いにバス待ちの建物がありました。ちょうどこの辺りかな。
僕が通った幼稚園は駅のそばだったので、毎日、路線バスで通園してました。帰りはいつもこの辺りでバスを待ってました。


実はここには苦い思い出もあります。
バスを待っていた僕は、道路の反対側から呼びかける友達の声に、思わず道路に飛び出してしまい、オートバイに轢かれてしまったのです。(泣)
オートバイのお兄さんが寸でのところで止まってくれたおかげで、僕は腕を少し擦りむいただけで済みました(汗)。場所はこの辺りだったと思います。

よほど怖かったのでしょうね。今でも当時の状況をはっきり覚えています。(冷汗)


古い写真の中で、もっと場所が特定できるものがありました。橋を渡る母親と僕の後ろに、「三木市商店街」と書かれています。
三木市は小野市の隣町ですが、小野にはあまり買物をする商店がなくて、三木まで電車で出かけることがよくありました。その時の写真だと思います。


この場所が何処だったのか知りたくて、Googleストリートで三木駅前の橋を探してみたら、こんな場所が見つかりました。
三木駅のすぐ南、「美嚢川(みのうがわ)」に掛かる橋です。


写真を並べてみると背景が良く似ています。特に橋の右側の家と蔵は、少し改修されていますがどうやら同じ建物ですね。ということは、これらの建物は60年以上も前からあるんですね!(驚)



その後、東条湖にも行ってみました。
湖畔はもう紅葉が始まっていました。


ここには「東条湖おもちゃ王国」があります。クルマを停めて探索したかったのですが、近辺は有料駐車場ばかりで、写真を撮ろうにもクルマを路肩に停めるのも気が引けたため、こんな写真しかありません。(笑)


帰り道に「パスカルさんだ」にも寄ってみました。


ここはJAの直売所ですが、規模が大きいのでスーパーマーケットのようです。
なかなか人気があるようで、平日なのに混み合ってましたよ。


余談ですが、小野駅と三木駅がある神戸電鉄粟生線は、赤字続きのため毎年のように廃線話が取りざたされているそうです。せっかく駅前が整備されているので、なんとか頑張って欲しいですね。


【番外編】
僕はその後、小野から宝塚市に転居しました。
これは宝塚の「清荒神駅」のホームの写真です。


看板には、今はもう無い「宝塚ファミリーランド」の入園料が「大人70円、子供30円」と書かれています。時代ですね~(笑)

そんな訳で、60年前にタイムスリップしてみました!(爆)

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この記事へのコメント

2023年11月1日 19:42
こんばんは。
思い出の場所を巡るのも楽しいですね。
パパさんが当時の記憶をお持ちなのも凄いです。
幼稚園くらいからの記憶はあるような、ないような私です。(笑)
子供の頃は大きいと思ったものも大人になって再度見てみるとそうでもないことがあります。
自分の成長?を感じる時でもあります。
懐かしい場所、宝物ですね。
コメントへの返答
2023年11月1日 21:01
こんばんは。
思いっきり属人的な話題にお付き合いいただき、ありがとうございます。<m(__)m>

当時の記憶はほとんど何もありませんでしたが、これらの写真を見ているうちに、断片的な記憶が呼び起されてきて、それがところどころ結びついてきました。もしも写真が無ければ、絶対に何も思い出せませんでしたよ。(笑)
現地に行って、写真に映っていた風景や構築物の痕跡を見つけたら、曖昧だった記憶がより確固たるものになりました。(嬉)
そもそもこの場所も、両親が既に仏様になっていて住所すら分からなかったのですが、ネットでこの施設のことを掲載されている方のブログを見つけて、それで判明した次第なんです。(汗)

子供の頃に感じた大きさや時間は、ホント、あてにならないですね!
当時は駅まで長時間バスに揺られたような気がしてましたが、今回クルマで行ったら、あっという間でした。(大笑)
2023年11月2日 4:07
これは懐かしくて感動ですね〜
子供の頃を思い出し涙が滲んじゃう
妹さんに話したら話しがはずむでしょうね
私的には9回の転居地が気になります。
コメントへの返答
2023年11月2日 9:24
おはようございます。

子供の頃を思い出し・・・そうなんですよ。
今いつも面倒を見ている孫が僕と「60歳違い」(爆)なので、ちょうど写真の僕と同じ歳なんです。
孫を見ては、当時の自分と重ね合わせて懐かしんでいます。(笑)

9回の転居には、独身寮時代や同じ市内での転居なども含んでいるので、実は近県ばかりを移動しています。兵庫県、奈良県、岐阜県、の3県内をグルグル回ってます。(爆)
2023年11月2日 17:07
とても上手に撮れたスナップ写真が、沢山残してあるのですね。
私が小さい頃はたまに、叔父がファインダーを上から覗き込む二眼レフカメラで撮ってくれるだけだったので、こんな自然な笑顔の写真がありません。何枚でも取り直せるデジカメじゃないのに、とっておきの瞬間が写っているのは、カメラマンさんの腕と思いがこもっているからでしょうね。
 子供の頃、私もそんな立派なオモチャが欲しかったな~。買ってもらえなかった反動か、長男がまだ1歳の時にラジコン車を買ったりして、家族に笑われました・・。(笑) 
コメントへの返答
2023年11月2日 21:26
こんばんは。
父親はカメラ好きだったので、写真は沢山ありました。その中で、父親が特に気に入った写真はスキャンしてあったので、今回はそれを掲載しました。なので、良い写真(自然な写真?)ばかりなんです。(笑)
カメラだけでなく、交換レンズや三脚、一回限りのフラッシュ!など、機材も沢山揃えていたので、今考えるとかなり散在していたんだと思います。

写っているオモチャは、おそらく父親が張り込んだので、自分が買い与えた記念として写真に残したのだと思います。(笑)
ラジコン車は、小学校高学年頃になるとお金持ちの子が持ってましたね。うちは、手元のコントローラがワイヤーケーブルで前輪の舵と繋がっている「半リモコン車」どまりでした。(笑)
1歳の子供にラジコン車を買ってしまう親の気持ち。よ~く分かりますよ!