2011年05月28日

41.ハイマウントストップライトのプチ改造

407のハイマウントストップライトは、1年ほど前にLEDに換装していますが、LEDが側面に付いたタイプを購入したため、縦方法から見ると光がありません。
このため、ストップライトの光が、「狭い」「広い」「広い」「広い」「広い」「狭い」という変な形に見えてました。


以前からこれを何とかしたいと考えていたのですが、先日、名古屋の大須に行った際には、アメ横ビルにあるパーツ屋さんに立ち寄ってみました。
そこには、あるわあるわ、LEDパーツがい~っぱい!!
ということで、砲弾型の白色LEDを50個と、赤色LEDを10個買ってしまいました。どちらも、メーカー不詳の格安品です!(笑)


LEDを点灯させるためには、電流を安定させる必要があります。
このためには本当はCRDが望ましいのですが、今回は色々と試してみたかったので、オーソドックスに抵抗を買いました。
この他に、LEDに換装したポジションライトなどのエラーを解消するために、色んな抵抗値の抵抗も買ってきました。
購入した抵抗は、68Ω 200Ω 1000Ωです。


さらに、LEDを乗せるための基板も購入しました。
この基板を使って、まずはルームライトなどを工作してみるつもりです。


準備が整ったところで、もう一度ハイマウントストップライトの写真を撮ろうとしたら、「あらら~?」5個あるLEDのうち、一番右端のLEDが1個点灯していないではありませんか!


ハイマウントストップライトのユニットを取り外してみると、LED球の根元がなんだか変です!
根本の部分に、みたことのない物質がへばりついています??


取り外してみると、なんと、ほとんどのLEDで、CRD(かな?)チップ周辺のハンダが変質して膨張していたのです。こんなハンダは見たことがありません。
不点灯となっていたLEDを触ってみたら、膨張したハンダと一緒に何かの部品がポロッと取れてしまいました。取れた部品は、2mm×5mm程度のとても小さな部品です。


ダメ元で、この部品をもう一度半田付けしてみました。
するとなんと、LEDはちゃんと点灯するではありませんか!(嬉)
取りあえず正常に点灯していたその他のLEDも、変質したハンダを掻き落として、基板用のハンダをもう一度乗せ直しておきました。


そして、今回購入した砲弾型LEDを、縦方向に2個追加しました。
追加したLEDはセメント抵抗を使って電流を制御する予定でしたが、元からあるSMDタイプのLEDの基板にテスターを当てて電圧を測定してみると、ちょうど赤色LEDの定格電圧である2Vになってました。
基板に乗っているのはCRDなので、ある程度の数のLEDは同時に使用できるはずです。試しに砲弾型LED2個を接続してみたら、全てのLEDが正常に点灯します
「それならば」と、無精してこのように砲弾型LEDを垂直方向に取り付けました。


ハイマウントストップライトのユニットを単体で点灯させてみました。(LEDは光量があり真正面から撮影できないので、斜めら撮影しました)
なかなか良い感じです。これなら正面の暗い部分を補えそうです。


車体に取り付けての写真です。
スモークフィルム越しのリアガラスでも、明るさの不均衡はかなり解消されました。


↓以前のムラムラ(笑) に比べると、ずっと良くなりましたね!


リアの全体像はこんな感じです。
安っぽさはかなり改善された気がします。ただし、砲弾型LEDは「点」として光るので、良く見ると「点々」に光っています。
これを均一に光らせるには、SMDタイプのLEDを基板にビシッと敷き詰めるのが良いですね


よ~し、今度はSMDタイプに挑戦するゾ!