2009年08月22日

15.バックカメラを装着しました

407のナビは、Pioneer製の「AVIC-XH9」です。
メーカーのホームページから取付説明書をダウンロードしてみると、オプションでバックカメラが装着できることになってます。そして、トランクの中のテレビチューナーユニットには、外部入力端子が「VTR1」と「VTR2」の2つ余ってます。
「これは装着しない手はない」ということで、ネット通販でパナソニック製のバックカメラを注文しました。

購入したのはパナソニック製の「CY-RC51KD」という小型カメラです。
セットの中にはこれだけのパーツが入っていました。使うのは、カメラと電源ユニット(真ん中のタバコ大の銀色の箱)だけですが、やたらとコード類が沢山あります。車内を引き回さないといけないので、長めのコードになってるんですね。


このカメラを選んだ理由は、とても小型軽量であることです。縦・横・高さはそれぞれ、2.5cm~3cm程度しかありません。
そして何よりも、同じ黒の407セダンに乗られる「あきさん」という方のブログで適合に問題ないことが分かっていたからです。とても参考にさせてもらいました。ありがとうございました。m(_ _)m


カメラにはこんなカバーも付属しています。
標準の黒のカバーの他にオプションで各色が揃っていますが、僕はバンパーの中に取り付ける予定なので、このカバーは使いません。


バックカメラの映像用ケーブルは、テレビチューナーの「VTR1」の入力端子に接続します。
端子は一番手前にあるので「楽勝!」 と思ったら、ナビを支える台座の足に当たってコネクタが真っ直ぐ刺せません。(>_<)
仕方なく台座の足をプライヤーで少し曲げてクリアしました。(^_^)


電源ユニットのマイナス線は、ナビの直ぐ後ろにあるボディアースに共締めしました。
ここには、ナビを走行中でも使用できるよう、パーキングブレーキケーブルのアースも取ってますので、これで元からあるアースを含めて、3本目のアースになりました。


プラス線は、バック時だけ作動させるためにバックランプから電源を取ります。
テールライトユニットのコネクタを抜いて、シフトレバーを「リバース」に入れた時に12Vが通電する配線をテスターで調べました。
お目当ての配線は、端から3本目の「黄色いケーブル」でした。


この配線にキット付属の「エレクトロタップ」を噛まして、配線はこれでOKのはずです。
カメラを仮止めして試しにバックに入れてみましたが、「あれれっ?」画面は全く変わりません。(T_T)


「おかしいなぁ・・・・」
もう一度パイオニアのホームページから「取付説明書」を読み返してみると、
「バックカメラを接続する時は、『オーディオメニューから、「VTR1 を Back Camera」にして下さい』と書かれてました。


なるほど。設定が必要だったのですね。

 「オーディオメニュー」
    ↓
 「システム設定」
    ↓
 「AV入力設定」


ときて、
「VTR1」の設定を「Back Camera」にします。

これでOKのはずです。


バッチリ後方が映りました。!
ただし、カメラはナンバー横に仮止めの状態です。


このカメラは、ナンバープレートの直ぐ上のバンパーに埋め込む計画です。
車体の中央ですし、ナンバープレート下端を画面の下側に少しだけ映るようにしておくことで、自車の位置が分かり易くなるというメリットがあるからです。

思い切ってバンパー部分に電動ドリルで穴を開けました。「あ~っ、もう後戻りできません!」


ドリルで開けた穴をカッターナイフで少しずつ整形していきます。
この場所を選んだもう一つの理由は、この部分の内側にバンパーを補強するための「桟」が入っていたからです。(穴の奥に白っぽく見えているのが「桟」です)
この「桟」にカメラ取り付け用の「ブラケット」を両面テープで固定する予定です。


バンパーの裏から手探りでカメラを仕込んで取付位置を調整してみると、「桟」とブラケットとの間には、「1cmほど」の隙間ができてしまいました。
そこで、厚さ5mmのウレタンシート2枚を「桟」に貼付けてカメラを固定しました。ウレタンなのでカメラは手で押さえると少しグラグラしますが、しっかり位置決めできてから後でなんとかしましょう。


バンパー奥の右側には、ナンバー照明やバックソナーの配線を車内に取り込むためのゴム製のグロメットがあるので、ここからカメラの配線を車内に取り込むことにしました。
スペアタイヤを持ち上げると、この部分の作業がし易くなります。


グロメットにカッターナイフで切り込みを入れて、カメラの配線を通します。
切り込みは最小限にしたかったのですが、配線の「カプラー」がけっこう大きくて、一苦労しました。
雨水の浸入を防ぐために、シール材としてボンド「バスコーク」を塗っておきました。


電源ユニットはナビのすぐ後ろのスペースに設置しました。
ちょうどピッタリのスペースで、両面テープなどで固定しなくても良いくらいです。ケーブル類はどれも長すぎるので、これも束ねてこのスペースに置いておきます。
407のナビ用のスペースは、こういった諸々の電子パーツを設置するには「もってこい」ですね。
2011年になったら、ここに「ワンセグチューナー」か「地デジチューナ」を設置する予定です!


左端に人に立ってもらいました。
これで車体の後端から2mほど後。車体側面から1.5mほど外側の位置です。
魚眼レンズなのでかなりの広範囲が映ってます。後方視界はバッチリですね!


今度は右端に立ってもらいました。
これで車体側面とほぼ同じくらいの位置です。
ナンバープレートがかなり映っているので、カメラはもう少し上に向けましょう。


カメラを位置決めして、バンパーとカメラとの隙間にホットボンドを流し込みました。カメラは両面テープで止まっているのですが、万一のズレを防ぐことが目的です。
ホットボンドは白色なので、黒のペイントを上に塗って目立たないようにしておきました。

真後ろから見たところです。
カメラの出っぱりは最小限なので、誰もこんなところにカメラが装着されているとは思わないでしょうね。
大成功です!!