2010年06月20日
31.カップホルダー再作成
407にはカップホルダーがないので、1年半前に市販のカップホルダーを加工して、これをずっと使ってました。
使い勝手は悪くなかったのですが、コンソールと色合いが合わないのと、運転席と助手席の両方を使うと、ナビのリモコンを置くことができないという欠点がありました。
そんな折り、大手カー用品店をあてもなく徘徊していたら、今まで使っていたのと同じカップホルダーで、色がシルバーのものを発見しました。
この色なら407のコンソールに合いそうなので、速攻で購入しました。
ただしこのカップホルダーを運転席側に装着すると、ミッションをパーキングに入れる際にシフトレバーに当たってしまいます。
そこで、このようにホルダーの一部を切り取らないといけません。
前回は、灰皿のフタに上からホルダーを引っ掛けました。
この方法で強度的には問題なかったのですが、コーラのペットボトルのように、ボトルに凸凹があるタイプだと、ボトルを持ち上げる際にカップホルダーも一緒に持ち上がってしまう欠点がありました。
そこで今回は、灰皿のフタを左右から挟んで留めることにしました。
厚さ1mmの透明アクリル板を加工して、このような取り付けステーを作りました。
取り付けステーを灰皿のフタに固定する部分は、このように端を折り曲げてあります。
透明アクリル板を曲げるには、専用の電熱棒を使います。
透明アクリルの取り付けステーに、両面テープでカップホルダーを貼り付けました。
さらに、カップホルダーの間にナビのリモコンを立てておけるように、厚さ1mmのグレーの塩ビシートをコの字型に加工して、これを左右のカップホルダーに貼り付けます。
これで完成です。
左右のカップホルダーを連結した塩ビシートと同じ材料で、運転席側のカップホルダーの切り取った部分も補強しておきました。
塩ビシートは軟らかいので、ここにシフトレバーが当たっても、ぐにゃっと内側に折れ込んで、また元通りに戻ります。
これで、強い力がかかってもペットボトルがカップホルダーから抜け落ちる心配はありません。
カップホルダーは、シフトゲージの部分の上に乗せることになるので、底の部分に、厚さの違うスポンジクッションを組み合わせて貼り付けておきます。
灰皿のフタを開いて、カップホルダーの取り付けステーを上からスライドさせて挟み込めば、装着完了です!
今度はかなりがっちり固定されているので、これならカップホルダーがペットボトルと一緒に持ち上がってくることはないでしょう。
左右のカップホルダーの間には、このようにナビのリモコンを立てておくことができます。
写真では、ハザードランプのスイッチがリモコンに隠れてしまっていますが、リモコンとホルダーの隙間はスカスカなので、ハザードを使用する際は、リモコンを少し横に押しのければ大丈夫です。
横から見るとこんな感じです。
これで、ペットボトル2本とリモコンが同時に置けるようになりました。でも、ミッションをパーキングに入れる時は、運転席側のペットボトルを一時的に抜かないとダメですよ。(爆)
ただし、パーキングに入れてしまえば、またペットボルトを入れることができますので、それほど不便ではありません。(笑)
● その後、ちょっとだけ改良(2010.06.26)
このカップホルダーの使い勝手はとても良いのですが、もう少しだけ、見た目の高級感を出してみようと思います。
そこで購入したのは、このメッキモール(幅7mm)です。
このモールをホルダーの上部にアクセントとして貼り付けました。
それと、ナビのリモコンホルダー部分には、周囲をグルリとモールで囲ってみました。
これで、特に気になっていたナビのリモコンホルダー部分の安っぽさが、少し解消されました。(かな? 笑)
どう見ても、純正並とまではいきませんが、「純正っぽい」程度には向上しました。
(思いっきり自画自賛です!)