2014年11月09日

67. ナンバー照明のLED交換

うちの407のリアのナンバー照明は、4年半前にLEDへ換装しています。
本来はナンバー照明用ではないルームライト用のLEDを、加工して装着していたのですが、先日、片側が不点灯になっていることに気付きました。

さっそく、ブラケットを取り外して点検してみました。

LEDの基板部分を見ると、裏側のプラスチックが「ぐにゃぐにゃ」に溶けてました。
溶けたプラスチックは、電源コードまで一緒に溶かし込んでいます。
かろうじて不点灯になっていなかった方も同じ状態だったので、不点灯になるのは時間の問題だったようです。


表面を見ると、基板も焦げて茶色く変色しています。
この感じでは、裏側の溶けたプラスチックを何とか除去しても、長持ちは望めません、


今度はどんなLEDにしようかな・・・・
今更、巷で市販されているT10サイズの電球型LEDに交換する気にはなれません。
色々と探したのですが、焦げてしまったLEDを前回購入したネットショップで、新しい形のLEDが販売されていることを発見。
SMDが8連のタイプですが、最大の特徴は、発熱する電源部分が本体と別体になっていることです。
これなら、耐久性も期待できそうな気がします。


さらに、この電源部分をブラケットの外側に出して、熱対策することを思い付きました。
電源部分の被覆を剥がしてみたところ、このような構造になってました。
意外に厚みも幅もあるので、これをブラケットの外に出すには、かな大きな穴を開ける必要があります。
そこで、電源部分に接続されるコードのハンダを外して、コードが通るだけの穴を開けることにしました。


ブラケットの内部はこのようになってます。
前回LEDに換装した際は、もしもに備えて電球用のソケット金具も残しておきましたが、今回はコードを通す穴をあけたりするので、この金具は邪魔です。


そこで、このように金具の部分を切断しました。


残った金具部分に、電源コードをハンダ付けしました。


ブラケットには、コードを通す穴を2ヶ所、開けました。
そして、電源部分のパーツは、コードをハンダ付けした後に熱収縮チューブを被せて、カバーしました。


横から見ると、こんな感じです。
ブラケットは決して大きくなく、内部には補強のための梁もあるので、穴の位置をどこにするか試行錯誤で決めました。


そして、防水のためにホットボンドで穴を埋めます。
さらに熱収縮チューブの両端も、ホットボンドで埋めて防水しました。


LEDは、ブラケットの中に付属の両面テープとホットボンドで、固定しておきました。
ホットボンドは熱で溶けてしまうため、あまり良くないのですが、LEDは重量が軽いので、これで十分でしょう!
おまけに、片側は電源コードがブラケットの穴で固定されているので、まず外れることはないでしょう。


完成したところです。
透明のレンズは内側に電球用のカットが施されています。
本当はこのカットを削って平らにすると、LEDでより明るく綺麗に照らすことができるのですが、面倒なので、今回はパス! します。


夜になって、試してみました。
SMDの8連装は、本当に明るいですね。
これだけ明るければ、全く文句の付けようがありません。(笑)


問題は、耐久性だけですね。
発熱の多い電源部分を狭いブラケットから外に出した効果は、どうでしょう?
試しに10分くらい点灯させてみましたが、電源部分の発熱はそれほどでもなく、手で触ると「ほんのり暖かい」という程度でした。
これなら、今度は長持ちすると期待できそうです。