<その2>

室内はどうなってるの?

<ラゲッジルーム>
ラゲッジルームは、ヴィッツなどに比べて全長が長い分だけ奥行きがあります。リアシートバックは6:4分割式。シート座面を前方に持ち上げてからシートバックを倒すタイプです。鉄板むきだしで無骨ですが、実用性は高いかな?って感じ。
カーゴネットは純正オプション(定価5000円)です。
<ウーハー>
ラゲッジルームの左サイドには、100Wのウーハーが鎮座していますが、なんとこれ、オプションではなく標準装備なのです。
最初はオーディオの「ズンドコ」音に驚きましたが、これに慣れてくると、もはや普通のカーオーディオは物足りなくなってしまいます。
でも調子に乗ってあまりボリュームをあげて聞いていると、ズンドコ音が結構外まで漏れていますので、ご注意を!
<後方視界>
外観からお気づきの通り、リアピラーが結構太いので、後方視界はあまり良くありません。しかも、バックレストが定員分だけありますので、ますます見難い!
でも不思議なことに、慣れると、どうってことない。
それにしても、中央席まで3点式のシートベルトが用意されているあたり国産車にはあまり無い安全思想ですよね。
(写真右側のピラー部分に中央席用のシートベルトがあります)
<運転席足下>
このクルマの最大の難点はここです!
もともと左ハンドル用に設計されているので、運転席の足下はミニマムサイズです。アクセルペダルはかなり左側にオフセットしていますし、ブレーキペダルとの間隔もあまりありません。
普通に国産車を運転する感覚でブレーキペダルを踏むと、まず間違いなくアクセルペダルを踏んでしまい「お〜っとっと!」となってしまいます。
ちょっとばかし慣れが必要です。それと、私は運転用に細身の運動靴を用意しています。(画面右下にあるのが運転用シューズです)
<メーター周り>
メーターは時速200kmまで目盛られています。(笑)
メーター中央下部分の表示は、簡易ドライブコンピュータ?です。走行中の燃費や平均車速などが瞬時にわかる仕組みです。(これも標準装備)
でも、距離計やトリップメーターと兼用になっていて、切り替えて使うタイプなので、使い勝手は今ひとつ・・・。
ステアリングはこれまた標準のエアバックが付いていますが、ウレタン製で触り心地は今ひとつ。アバルト用のレザーステアリングが欲しいところ。
<シフト周り>
これが噂の?6速シーケンシャルモード付きECVTシフト。
メッキのコンソールカバーやシフトレバーなど、なかなかお洒落でしょ!
6速モードは実のところ山岳路の下り坂程度しか役に立ちません。
と言うか、標準のDレンジの出来がすこぶる良くて、Dレンジ入れっぱなしでビュンビュンと何の不自由も無く走るので、マニュアルを使う意義が無いのです。普通のATだと、「2速ではふけ過ぎるし、3速では加速しないし・・・」なんて山岳路の登りでも、最もトルクのあるギアリングを自動的に選択してくれるので、笑っちゃうほどスムーズに走行してくれます。
<フロント周り>
全て曲面で構成されたデザインで、なかなか斬新的(う〜んイタリアン!?)。
本国仕様では、このインパネデザインに合った曲面パネルのオーディオが装着されているのですが、残念ながら今どきカセットテープとラジオですし、ラジオの周波数などの問題があるのでしょうね。日本仕様にはアゼストのCD(AM/FM)が装備されています。
スピーカーはラゲッジルームのウーハーとリアスピーカーの他に、フロントドアにはフロントスピーカーとドアミラー付け根にはツィーターも付いて、なんと合計7スピーカーという豪華!?仕様(これも全部標準装備なんですよ)。
なかなか良い音で、気に入っています。

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