<その3>

ホイールは特殊なの?

<タイヤとホイール>
純正のタイヤはピレリーP3000で、サイズは165/70-14という大衆車サイズ。
乗り心地はまずまずなのですが、ちょっと速いスピードでプレーキングしながら交差点に突っ込んでいくと、キュルキュルっと恥ずかしいスキール音が・・・(^_^;;
おまけにトレッドが狭くて、正面から見るとタイヤは思いっきり奥まっています。
更にホイールアーチはスカスカと、カッコ悪い!。(本当に大衆車仕様・・・)
そこで、タイヤの山はまだ全然減っていませんでしたが、思い切って、6.5J−15インチのホイールと、BSのグリッドII 185/55-15のタイヤに変更しました。

<ホイールハブ>
ところがホイールはナットではなく、ヨーロッパ車に多いボルトタイプ。
おまけにPCDはなんと98mmというイタ車サイズ!。(こんなPCDはイタ車にしかありません)
仕方なくイタリア製のホイール(スピードラインなど)で合うものを探したのですが、奥まったトレッドの純正鉄ホイールでも35mmというFF車らしからぬオフセット。
社外品に多い38mm程度のオフセットだと、タイヤの内側が当たってしまいます。

<特注スペーサー作成>
そこで仕方なく、スペーサーを特注しました。
突き出したボルトのPCDは、国産車に多い100mmにしてあります。
これでほとんどの国産ホイールが自由に履けるようになりました。
(スタッドレスは安物の国産アルミを履いています)

<スペーサーはこんな感じ>
スペーサーの厚みは20mmです。センター部分はホイールのハブ部分と噛み合うように、サイズを合わせてあります。
素材はジュラルミン製で、重量はわずかに600gと軽量!
こんなに軽量で強度は大丈夫なのかなぁ?と少し心配でしたが、これまで何の問題もありません!(って、当たり前か・・・。事故ったら今頃こんなページ作ってませんよね)
<スペーサーの裏側>
スペーサーの裏側も、車体側のハブ部分とハブセンタリングが合うように作成されています。

<ホイールとのマッチング>
ハブセンタリングがバッチリなので、ステアリングが振れることもりありません。
(なかなかがっしりしています)

<リアのツラはこんな感じ>
ホイールは、ボルクレーシングなどのブランドでお馴染みの、国産RAYS製。
「ベルサス・ツーリズモ・スパーダ」という銘柄です。
6.5J×15インチで、オフセットは43mmというサイズ。
20mmのスペーサーを装着しているので、出来上がりのオフセットは、43mm−20mm=23mm になります。
リアはこれでもまだ、ツラいちには15mm程度の隙間があります。

<フロントはこんな感じ>
リアに比べと、フェンダーとのツラいち度合いはもう少し良い感じ。
ステアリングを一杯に切ると、タイヤの側面とフェンダーのインナー部分との隙間は、10mm程度しかありません。でもまあ、ステアリングを一杯に切ったまま走行することはないので(当たり前)、タイヤチェーンでも捲かない限り問題はありません。

<問題はリアフェンダー>
問題は、リアフェンダーとの干渉です。
リアバンパーの端を止めているボルトが、ホイールアーチの耳の部分にあります。この部分の耳が特に幅広くなっているので、サスペンションが大きくバンプした際に、タイヤの側面と干渉します。
とりあえずの応急処置として、ホイールアーチの耳の部分を少しだけペンチで折り曲げてみました。塗装の割れはタッチペンで修復(なんと雑な仕事・・・・!)
<その後>
で、その後、グラインダーを使って、
本格的にフェンダーの折り返し部分を削ることにしました。

結果は、こんな感じになりました。

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