44.イリジウムプラグを交換しました。(2009.11.14)
 
前回、プントのプラグをイリジウム製に交換したの、2004年の5月です。

それからもう5年半。走行距離も3万キロになります。
最近、信号待ちで停まっている時のエンジン振動が大きくなってきたような気がします。

そろそろプラグを交換しなくっちゃね。

使用したプラグは、前回と同じデンソー製の「イリジウムタフ
耐久性重視のタイプで、型番は「VXU24」です。
ネットオークションで購入したので、価格は送料込み4本で 3,920 円でした。
安くなりましたね〜っ!


プラグを交換するためには、エアクリーナーBOXを取り外す必要があります。
ボルトを3本外すだけなのですが、問題は、このホースバンド。

バンドの留め金部分が特殊な形状なので、外す時はマイナスドライバーでコジれば良いのですが、留める時はユニバーサルプラヤーを使って、グイ〜ッと留め金を上手に挟んで、パチンと留めます。
ちょっと説明しにくいですね。。。。


今回のDIYの初物は、これっ!

「マグトレー」と言って、裏側にマグネットが付いたトレーです。
マグネットのお陰で、取り外したボルトなどの紛失を防ぐものです。

今回は3本のボルトなのであまり関係ありませんが、本数が多くなってくると便利なんです。
407のオイル交換時に取り外すアンダーカバーなんかは、ボルトが13本もありますし、車体の下に潜って作業するので、このトレーが役立つんですよね〜っ。


そして、今回のプラグ交換では、超簡単なチューンも施してみました。

「シリンダー内のプラグの向きにこだわる」というものです。
ご存じの通り、プラグはシリンダーに入ってきた混合気にスパークを飛ばして着火します。
しかし、プラグの接地側電極はL字型なので、この電極の背面や正面から混合気が流れてきては、効率よくありません。
効率よく着火させるためには、混合気はこのような向きになるのがベストなのです。


しかし、シリンダーの中でプラグがどの向きに取り付けられているのか、目で見ることはできません。

そこで、予めプラグの向きを確認してプラグレンチに差し込みます。
このように、プラグレンチの「Tの字」の持ち手と平行する角度にプラグを差し込んでおきます。


念のために持ち手の一方にテープを巻いておいて、プラグの接地側電極の付け根が、このテープの向きになるようにしておきます。

この持ち手とテープを頼りに、プラグを取り付けていきます。


混合気は、マニホールドのイン側からアウト側へ、つまり車体の後から前の方向に流れていますので、プラグレンチの持ち手が垂直になる角度まで締め付けます。
なかなかピッタリの角度にするのは難しいのですが、強めに締めるか、少し緩めに締めて止めておくかで、調整します。

結果、4番シリンダーだけは強めに締めて調整しましたが、その他のシリンダーは、ほど良い締め具合で、ちょうど良い角度になりました。(^o^)


← 取り外したプラグと新品のプラグとの比較です。右側が新品です。

取り外したプラグは、イリジウムの中心電極が少し減ってきています。
接地側電極も、中心部の白金チップ以外の部分がだいぶ痩せている感じです。


これは1番シリンダーに取り付けられていたプラグです。

焼け具合は全く問題ありませんが、ご覧の通り接地側電極の片側が、かなり磨り減ってます。
だだし、中心部分に貼り付けてある白金チップは耐久性がありますね。ほとんど減ってません。

  さて、交換後の感想ですが、劇的とまではいきませんが、アイドリング時の振動は少し改善されました。
そして、エンジンの回りが少しスムーズになりましたね。
特に低・中速域は、トルクアップした感じがします。
プントのプラグ交換は簡単なので、機会があったら今度はパワー重視の「イリジウムパワー」を試してみたいですね。
   

戻る 

トップページに戻る