27.アーシング加工しました |
先日、タイミングベルトとテンショナーを交換したら、快適にアイドリングするようになったので、それに気を良くして、今日は遅まきながらアーシング加工しました。
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購入したアーシングケーブル等は、三和自動車部品工業の「サンダードルフィン」というキットです。
5mのケーブルと、バッテリー端子、端子等が全てセットになって、ホームセンターの特価品として、2,400円で売られていたものです。
この価格ならお値打ちですよね。
ケーブルが最初から色々な長さにカットしてある商品もありますが、ベクトラの狭いエンジンルームでケーブルを綺麗に配線するには、自分でカットする方が良いですからね!
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さて、アーシングの一番の目的は、エンジンの調子を上げることです。
シリコンプラグコードとイリジュウムプラグの効果を100%発揮するためには、どうしてもシリンダーヘッドへのアーシングにこだわりたいです。
そこで、前バンクは、このようにオイルキャプの脇にあるシリンダーヘッド上のボルトに共締めしました。
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後バンクは、なかなか手が入る場所が見つからなくて苦労しました。
シリンダーヘッドの一番右側(運転席側)の上に、なんとか工具が使える場所にボルトがありましたので、こちらにアーシングしました。
(見にくいですが、指で差しているところです)
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インジェクションは、この位置に共締めしました。
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後バンクとインジェクションのアーシングポイントは、運転席側です。
バッテリーは助手席側にあるので、長いケーブルを配線する必要があります。
エンジンの補器類になるべく干渉しない配線場所を探していたら、ボンネット後端のバルクヘッドに、配線を通すこのような長細いボックスがありました。
このボックスは簡単にフタを開けることができますので、ここを使ってエンジンルーム内を横断させました。
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ここまでアーシングして、ケーブルはまだ70cmほど余ってます。
そこで、効果のほどは不明ですが、ミッションにもアーシングしておきました。
ABSのモーターユニットの下のほうですが、補器類を接続するためのステーがミッションにボルト留めされていましたので、このボルトに共締めしておきました。
見にくいですが、左の写真の中央の部分です。(黄色いケーブルが上に伸びている部分です)
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さて、バッテリーには付属のターミナルを使うことにしました。
付属のターミナルはL字型で、さらに90°直角に曲げてあります。
ペンチを使って曲げてある部分を伸ばしたところ、バッテリーの端子の凹み部分にジャストフィットしました。
これでケーブルは全て使い切りました。
いや〜っ、なかなか気の利いたキットでしたね。
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今回のアーシングのレイアウトをまとめると、こんな具合になります。
エンジンルームを横断しているので、4カ所だけでも5mのケーブルを使い果たしてしまいました。
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さて、効果の程はどうでしょうか?
今日は遅くなったので、明日、走行して感想を書きますね!
<乗ってみての感想>(2006.10.08)
翌日、試運転を兼ねて、徳山ダムへ往復約150kmのドライブに行ってみての感想です。
1.エンジンが冷えている時でも直ぐにアイドリングが安定するようになった。
2.低速から中速にかけて、エンジンの回転がとてもスムーズになった。
3.走行時のエンジン音が静かになった。
4.ATの変速ショックが少なくなった。
5.馬力やトルク感はあまり変わらない・・・かな?
特に、エンジン回転のスムーズさはなかなかのもの。まるで、V6エンジンがV8エンジンになったようです!
まあ、さすがに「V8」は大袈裟ですが、「V7」?くらいになった感じがします。(笑)
それと、ATの変速ショックが小さくなったのは驚きでした。
キックダウン時は今までとそれほど変わりませんが、普通に発進する際のシフトアップは全くショックを感じません。
いつシフトアップしたのか、運転している本人ですら良く分からないほどです!!
これはやはり、ATミッションへのアーシングが効果あったのでしょうか?
「トルクや馬力が上がった」という感じはしませんが、とにかく1ランク高級車になった感じです。
いや〜っ、これはなかなか大人のチューニングでしたね。お奨めです。
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