2023年04月16日
47.原因はもう一つあった・・・(泣)
前回、「完治した!」と喜んでいたV40のリアゲート内の雨漏りの続きです。
その後、一晩中激しい雨が降った翌日にリアゲートを開けると、また「チャプチャプ」という水の音がするではありませんか!
ええ~っ!! そんなぁ。。。
リアゲートのラッチ部分にも水が溜まっています。(泣)
水抜き穴のゴム栓を外すと、また水が出てきました。
前回修理したハイマウントストップライトへの配線はルーフスポイラーの裏側なので、リアガラスに強制的に水を放水しない限り、水が侵入することはない筈です。しかし駐車中に雨水が入るということは、別の侵入ルートがあるとしか思えません。
そこで今度は、リアゲートの下側の内張りも剥がして調査してみました。
リアゲートは丸裸です。
内板のこちらの穴から指を突っ込んでみると、リアゲート下端あたりに水の感触が。。。
覗いてみると、底にしっかり水が溜まってます。(泣)
しかし内板は他に大きな穴が開いていないので、内側の侵入箇所を調査するのは困難です。
そこでこんな秘密兵器をネットで注文しました。
「ファイバースコープ 内視鏡カメラ」です。
スマホに専用のアプリをインストールすれば、Wifi経由でカメラの画像がスマホに表示される優れものです。
太さ5.5.mmの先端カメラを内板の隙間から差し入れて、あちらこちら調査しました。
先ずはリアゲートの上部から
外れていたハイマウントストップランプのグロメットをはめ直したので、もうこの辺りに水漏れの形跡はありません。
リアガラス両脇部分の内部です。こちらも、もう水の跡はありません。
リアゲートの下端です。こちらには水が溜まっいた形跡があります
内部の鉄板に水滴が付いてます。(泣)
リアガラスの下隅辺りです。
なんじゃこれ?? 鉄板の継ぎ目のシーリング剤がとぐろを巻いてます。(驚)
なんかいい加減な施工だな~~(汗)
散々探した結果、この穴が怪しいという結論に至りました。
リアガラス下隅。矢印あたりの内側です。
実は外観を調査していたら、このリアガーニッシュの端が少し浮いてたんです。上から押さえたら、カチッと納まって治りました。(写真は浮きを治したあとです)
リアガーニッシュは外板に貼り付けられているだけなので、その時は隙間から水が入っても水漏れとは関係ないと思っていました。
しかし内視鏡カメラで見ると、この穴の向こう側は直接リアガーニッシュの裏側のようです。つまりリアガーニッシュが浮いていると、リアガーニッシュと外板の隙間から流れて来た雨水が、この穴から侵入する構造です。
こんなわずかな隙間ですが、リアゲートの内側に「ポタリ、ポタリ」と滴ってきて、それが一晩中続くと、結構な水量になるのだと思われます。
昨夜もまた雨が激しく降りましたが、リアガーニッシュをきちんとはめ直して今朝確認したら、もうリアゲートに雨水は溜まっていませんでした。
今度こそ治ったようです!!(嬉)
しかし、とんだ大騒動でした。(汗)
それにしても、「リアガーニッシュが密着していないと、穴が塞がらない」という構造は設計不良ですよね~
今度暇な時にリアガーニッシュを全部外して、アルミテープなどでこの穴を塞いでおこうと思います。