2013年09月07日

130.北海道旅行 4日目


今日の朝食は、バイキングです。

ここのバイキングは、和食中心ですが、どれも美味しいかったですよ~。
あれこれと何回も取りに行ってしまいました。

おかげで、昨夜に引き続いて、もう満腹です。(爆)


ホテルを出て、登別ICから高速に乗って、伊達ICへ。
今度は有珠山に向かいました。

この辺りは、火山活動が停止した訳ではないので、ところどころから噴煙が立ち上がっています。

有珠山ロープウェー乗って、山頂まで上がってみました。
眼下に見える昭和新山が、どんどん小さくなっていきます。


山頂に到着すると、洞爺湖がこんなに良く見えます。


山頂の展望台で観光していると、「お写真を撮りませんか?」と、業者の人に声を掛けられました。

普段なら無視するのですが、「名刺サイズの写真はロープウェーの料金に含まれています。大きな写真は気に入らなければ買わなくて良い」という売り文句に、つい「それじゃあ・・・」

できあがった写真を見ると、なかなか良くできていたので、つい、買ってしまいました。
やっぱり、観光地は気が大きくなりますね~(笑)


こちらが、有珠山の火口です。

有珠山はこれまでに何度も噴火を繰り返しているので、この火口の姿も、以前とは随分違う形だったそうです。

へ~っ、凄いんですね。


山頂の自販機で「いろはす」を買いました。

良く見ると、北海道限定の「ハスカップ」味なんですよ。
珍しいでしょ?!
これがなかなか美味しかったですよ!


ロープウェーで麓に戻ったら、屋台から「焼きとうもろこし」の美味しそうな匂いが。。。。

やっぱり買ってしまいました。(笑)
屋台のお店のおじさんが、「生でも食べられる、朝取れだよ」と言ってました。

確かに、甘くて美味しかった!


せっかく407で来たので、昭和新山をバックにパチリ!

北海道を走るのはこれで3日目になりますが、407とは一度もすれ違ったことがありません。
というか、プジョー車をほとんど見かけませんでした。
恐らく、相当珍しい光景ではないかな?


洞爺湖の湖畔で一服。

湖の真ん中に、「中島」という島が浮かんでます。

遊覧船で上陸することもできるそうですが、エゾシカなんかが生息しているのだそうです。


次に訪れたのは、「西山火口散策路」
2000年3月の噴火で誕生した、有珠山の西山噴火口です。

この写真は、噴火で地盤が隆起したり沈下したため、国道が途中から沼地になっている場所です。
こんなことになったのは、まだほんの10数年前の話なんですよ。


一見すると何の変哲もありませんが、良く見ると「50km」制限の標識があるでしょ?

実は、ここは国道だった場所で、標識が付いているコンクリート製の電信柱は、バキバキに折れています。
右の方に見える白いガードレールが、当時の歩道だった部分です。

何十メートルも地盤が隆起したり動いたので、国道は跡形も無くなってるんですよ!
凄い光景でした。


この写真も「ただの窪地」に見えますが、この窪地は、「火口」なんですよ。

しかも、元は国道のど真ん中で、突然火口が現れてこうなったそうです。
その向こうに見える傾いた建物は、お菓子工場だったそうです。

ある日突然、ほんの数日でこんな風景になってしまったそうです。
自然の力。恐るべしです!


洞爺湖の湖畔を暫く走ると、山の上に、どこかで見た建物が現れました。

そうです。サミットで一躍有名になった「ザ・ウィンザーホテル洞爺」です。


さすがに、ここに宿泊できるほど経済的な余裕はないので、見物だけしてきました。(爆)

近くに来れば来るほど、ホテルと敷地のスケールの大きさに圧倒されます。

立地も素晴らしい!!


ロビーに入ると、高さ何十メーターもある大きな吹き抜けの窓が圧巻です!
ホント。素晴らしいホテルでした。

「折角なので、ロビーでコーヒーだけでも。。。」と思ったのですが、入口のメニューには、何故かケーキセットしか見あたらず、断念しました。(泣笑)


ウィンザーホテルからの帰り道。

羊蹄山の姿が少し見えたので、クルマを駐めて、パチリ。

惜しいなぁ。羊蹄山の山頂が雲に隠れて、どうしても見えません!


途中で、「レークヒル・ファーム」に立ち寄りました。

ここのソフトクリームとジェラートは最高とのことなので、勿論いただきました。
うわ~っ、これは美味しい!
ミルクが濃厚で甘くて、素晴らしかったです!


ソフトとジェラートもさることながら、ここの風景は最高です!

ず~っと遙か彼方まで広大な草原が広がっています。
その先には、羊蹄山がど~んと見えてます。
(残念ながら、やはり山頂は雲に覆われて見えません。。。。泣)


この広大な草原に、何故かポツンと山羊が繋がれてました。

草原の緑と、山羊の白とのコントラストが、実に良いんですよねぇ。
この山羊のように、何時間でも、ぼ~っとしていたい気持ちです。


そろそろ陽も下がってきたので、今度は室蘭方面を目指します。

室蘭の海岸の先端には、景勝地が多いんですよ。
先ずは、この「白鳥大橋」を渡ります。


ここから先は、切り立った海岸沿いに色んなビューポイントがあります。


その一つ。「地球岬」です。

最近有名になったスポットだと思いますが、断崖の上から眺める景色は最高!


そのあと、室蘭八景のひとつ、「トッカリショ」です。

「金屏風」や「銀屏風」などの景勝地と共に、この辺は本当に断崖絶壁が凄いです。


室蘭八景を見終わったら、もう日も暮れてきました。
帰りのフェリーの出港は 23:30 なので、それまでにどこかで夕食を多べましょう。

そこで、お土産や名店街が揃っている「新千歳空港」へ高速を飛ばして向かいました。

空港内の食堂街には、ラーメン街があります。

すると、そこに「梅光軒」がありました。旭川ラーメン村で断念した方のラーメン屋です。

ここで、バター味噌ラーメンを食べてみました。
「こっ、これは美味しい!!」
僕的には、今まで食べたラーメンの中で、一番です。
こんなに、コクとうま味のあるスープは初めてです!


この他にも、空港内には色んなお店があります。

ここは、カルビーのアンテナショップです。
珍しいので、北海道限定の新商品もお土産で買いました。(笑)


そして、22時頃に苫小牧港に着いて、ここでフェリーの乗船待ちです。

目の前を凄い勢いでトレーラー車が乗船していきますが、良く見てみると、トレーラー車は乗船したあと、トレーラーヘッドだけで下船してきます。
つまり、後のコンテナだけ船に置いてきてるのですね。

これならトレーラーヘッドと運転手は、直ぐに次の仕事に行けます。
もしも運転手ごとフェリーに乗船すると、1日遊んでしまいますので、これは効率的ですね!


そして、いよい出港です。

全長230mもあるフェリーが、狭い苫小牧港で方向転換しています。

このフェリーには方向転換用のスクリューが側面に付いているので、その場で180度回転できるのです。
しかも、ほとんど揺れを感じることもありません。驚きですね~!

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