2019年05月18日

403.廃墟と中山道の宿場町探索

今日のお天気は今一ですが、以前から気になっていた場所に行ってみました。

先ずはこの廃墟。

関ヶ原から米原に抜ける365号線の途中に、忽然と現れるコンクリート造りの煙突と建物です。
ネットで調べたら、「住友大阪セメント」の伊吹工場の跡地でした。

この写真はネットからの転載です。

もちろん操業していませんが、何故か取り壊しの途中で放置されている感じです。
近くに「米原市伊吹薬草の里文化センター」という施設があるので、そこの駐車場に停めさせてもらいました。

ところがここで、たまたま「SOMOSOMOマルシェ」というイベントが開催されてました。

出店も出展されていて、なかなかの盛況です。

若い親子連れで賑わってました。

こちらが「住友大阪セメント」伊吹工場の跡地です。

正門は閉ざされています。

周りはずっとコンクリート塀で囲まれていますが、煙突と建物の跡が見えていますね。
バックには伊吹山がそびえ立っています。
伊吹山から石灰石が採掘されるので、このようにコンクリート工場ができたようです。

そして、かつては東海道本線「近江長岡駅」から、工場に資材を運ぶためのJRの引き込み線があったそうです。

こちらがその引き込み線の記念駅舎と線路跡です。

今はレールが撤去されて自転車道になっています。
左側の道がそれで、かつては「近江長岡駅」に続いていたんだそうです。


その後、中山道「醒ヶ井(さめがい)宿」に行ってみました。

ここは、「平成の名水百選」に選ばれた「居醒の清水(いさめのしみず)」がある「地蔵川」が流れる中山道の宿場町です。
観光駐車場にクルマを停めて、散策してみました。

今は、名神高速道路と国道21号線に囲まれてしまった細長い町ですが、趣がありますね。

地蔵川は「梅花藻」という珍しい水中花が咲く清水なんです。



残念ながら見頃は初夏だそうで、まだ少し早かったようです。

ヤマキ醤油という老舗の醤油屋さんで、「醤油ソフトクリーム」をいただきました。

ソフトの甘さと出汁醤油のしょっぱさがマッチしていて、美味しかったですよ。


なかなか堪能しましたよ。

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この記事へのコメント

2019/05/19 05:03:40
おはようございます。

かなり広大な土地の廃墟なんですね。
直ぐに取り壊さない理由は何なんでしょうか?
土地の再利用の可能性と経済的に採算が取れないのかな?

宿場町、イイですね。
趣があります。
うちの近所にも中山道が通っていますが、17号線(今は県道)になって面影は無いです。

ヤマキ醤油、大阪に住んでいた時は良く見掛けました。
懐かしいです。
コメントへの返答
2019/05/19 12:14:56
おはようございます。
こんな廃墟のまま、ず~っと放置されているようです。
そもそもは石灰岩が採掘できる場所だから建てた工場なので、その用途が無くなると、他に利用価値がないのでしょうね~
線路まで引いて、きっと当時は活況だったのでしょうね。

マンさんの近所も中山道があったのですか。
ただの国道に成ってしまい、残念ですね。
岐阜県や滋賀県には、割と当時の面影が残っている宿場町があります。
少しずつ制覇してみようかなぁ~(笑)
2019/05/19 21:56:37
こんばんは。
工場跡地。
再利用は難しいのですね。
坑道でもあれば、ツアーも盛り上がるのでしょうが、
石灰岩は露天掘りでしょなのでしょうか?
何かのロケにでもなれば、集客力も増すのでは?
醤油ソフト、美味しそうですね。

コメントへの返答
2019/05/20 00:45:41
こんばんは。
ここは本当に広大な敷地の壮絶な廃墟でした。
バックに伊吹山を控える良いロケーションなので、タカさんのご提案の通り、何かのイベントやロケ地にすれば面白いと思います。
でも、それだけでは採算は難しいでしょうね~

醤油ソフトクリームは、なかなか美味でしたよ!
ちゃんとお店の中で毛氈を敷いた椅子に座って食べさせてもらいましたが、お値段は300円と観光地にしてはとても良心的でした。(笑)