2007年06月17日

44.近江八幡へ行ってきました

今日は近江八幡へドライブしました。岐阜市から普通なら名神高速を使うか国道8号線ですが、今回は長良川の堤防を下って、三重県いなべ市から国道421号線で近江八幡まで行ってみました。

地図では「ちょっとした峠越えかな?」と思ったのですが、いなべ市街を出ると道はどんどん山道になっていきます。急斜面とヘアピンカーブの連続。ところでころに待避帯がありますが、すれ違いは大変そう・・・・
次第に不安になってきましたが、たま~~に対向車が来るので、「まっいいか?」と突き進みます。


そして、ここが三重県と滋賀県の県境いの「石榑峠」です。
この写真は滋賀県側から撮ったものですが、三重県側にも同じようなコンクリートの門が設置されていました。このコンクリートの門の間隔はちょうど2m。つまりこの門を通り抜けられないクルマは通行禁止なのです。
ベクトラの車幅は171cmなので、「まっ、いいだろう」と門をくぐり抜けて進みました。


しかし、想像以上に凄まじい道路でした。ガードレールもなく、車幅2m以上のクルマは絶対に通れない細さです。しかも、切り立った崖からいつ落石に遭うかも知れません。
エアコンを切って窓を開けて、崖崩れなどの音がしないか耳を澄ましながら、慎重にステアリングを操作しました。
冷や汗を流しながらそんな峠道を2kmほど走って、ようやく滋賀県側に着きました。そこは少し道幅の広いところがあって、数台のクルマが停まってました。どうやらここにクルマを置いて、登山する人達のクルマのようです。


最大の難関は通り過ぎたので、ここから先の下りは気楽に運転できます。 しばらく進むと川幅が急に広くなって、ダムによる人工の湖が見えてきました。


なかなか綺麗な風景ですね。ここはどうやら紅葉シーズンに来ると良さそうです。


この湖を作っている「永源寺ダム」です。


ようやく近江八幡に到着です。ここは町の中心部にある「日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)」です。境内は自動車の乗り入れができるので、けっこうな勢いでクルマが出入りしています。


こちらが「日牟禮八幡宮」の境内と本殿です。それほど大きな神社ではありませんが、なかなか格式の高そうなところでした。


この境内の中にある「日牟禮茶屋」という食事処で昼食です。ここは「たねや」という和洋菓子を製造販売するお店が経営しています。


注文したのは、ちょっとリッチに「せいろ蒸し膳」です。色んな食材が色鮮やかですね。
なによりも、さすがに近江牛は美味しかったです!!


食後は町の中を散策です。川辺の散策路に降りてみました。


ここから色んな施設に行くことができます。


町の中にはこのような運河(八幡堀)があちらこちらにあって、「八幡堀めぐり」という小舟での遊覧もありました。ここは時代劇などても頻繁に使われる場所なんですよ。


町中には珍しい建物があります。


近江八幡は、メンソレータムでおなじみ近江兄弟社の発祥の地です。ここが本社かな。


ここは「商家の町並み」といって、昔ながらの立派な家が立ち並んでいます。近江商人の豪商のお屋敷なんですね。さすがに立派です。




1日観光して、帰路は無難に8号線で帰りました。(笑)

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