2007年09月23日

46.常滑やきもの散歩道へ行ってきました

今日は3連休の2日目。お天気もまずまずなので常滑まで観光に行ってきました。
常滑駅から少し東にある「常滑市陶磁器会館」の駐車場は無料なので、ここにクルマを駐めて観光しました。 ここを起点として昔の窯元跡を見学する「やきもの散歩道」があります。 Aコースは約1時間、Bコースは2時間半とのことなので、Aコースにしました。(^_^;)


散歩道のほとんどは、狭く細くて、おまけに坂道だらけです。 ここは「土管坂」といって、土手を支えるのは使い古した土管や陶器だったりで、舗装も陶器になっていたりします。


この散歩道にはいくつもの元「窯元」の建物があって、そのほとんどが今は土産物屋さんになってます。建物は昔のままなので、とっても風情があって良いですね。


色んな窯元やギャラリーが立ち並んでいます。


陶芸教室なんかもあります。


公共施設の展示場もありました。


少し高い丘の上に煙突が並んでいました。


ここは珍しい「登り窯(のぼりがま)」なんです。国の「重要有形民俗文化財」に指定されているそうですよ。


丘の坂に沿って階段状の長い窯がずっと続いています。


「常滑屋」という喫茶&ギャラリーに行ってみました。ここは、土管工場を改築したお店で、基本的には喫茶店なのですが、ランチタイムだけ食事をすることができます。


ランチメニューは「常滑ちらし」という、手こね寿司風のちらし寿司です。 寿司のネタは季節によって違うそうで、今日は「かわはぎ」でした。 僕と家内は同じメニューを注文しましたが、全然別のお皿に載ってきました。さすが、陶器の町ですね。


分量は多くありませんが、ネタのお魚はなかなか美味しかったです。


この他にとっても美味しいお汁と最後にデザートがついて、お値段は1,260円でした。


食後も引き続き、散歩道を散策しました。あちらこちらに、このような窯と煙突の建物が今も残ってます。


「古民家」というか、古い陶器工場の建物を改築したおみやげ物屋さんが立ち並んでいます。


この土産物屋さんはなかなか気合いが入っていて、1階だけでなく2階にも小さなショップが入ってました。


坂の上から見渡すと、ずら~っと煉瓦造りの煙突が建ち並んでいます。マンションが残念ですが、それを無視すれば他ではなかなか見られない風景です。


その後、車で10分ほど走って、「INAXライブミュージアム」に行きました。


ここはその名の通り、INAXが経営する陶器工場の跡地を利用したイベント施設です。 敷地内には、「世界のタイル博物館」をはじめ、いくつかの建物施設があります。


「世界のタイル博物館」は、あいにく1階部分が改装中だったのですが、「11月3日に改装が終わったときにまた来て下さい」と、無料招待券を頂きました。


ここは施設の中の一つ、「窯のある広場・資料館」の中にある本物の「窯の中」です。 もちろん今は使われていませんが、窯の内部は煉瓦が高熱で溶けて、まるで鍾乳洞のような質感になってます。


雰囲気の良い照明と座り心地の良い椅子が設置してあって、なんだかとても落ち着くスペースでした。


常滑って、なかなか面白いところなんですね。

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