2008年08月31日

55.韓国旅行(1日目)

年休をもらったので、家内と次女との3人で韓国旅行してきました。
この時期の韓国はシーズンオフなので、ツアー料金がお値打ちなのが嬉しいですね。窓口の女性担当者の対応がとても感じが良かったので、旅行社は日本旅行さんでお願いしました。ソウルで2泊3日。1日目の夜と2日目の朝と昼だけ食事がついているツアーです。

飛行機は、中部国際空港を朝09:40発の大韓航空「KE 752」便です。空港には出発の2間前に集合なので、岐阜駅発06:03の名鉄特急で向かいました。


余裕で間に合いましたが、眠い。


約2時間のフライトで、仁川空港(ニンチョン空港)に到着しました。 入国カウンターが結構混んでいて、ようやく空港の外に出ると、時刻は12時半を過ぎていました。


お天気は晴天で、あまり寒くありません。 韓国は寒いと聞いていたので、ぼこぼこのダウンジャケットを着てきましたが「こりゃ、外したか?」。でも、現地のガイドさんの話では、「昨日は雪が降って、とても寒かったですよ」とのこと。


空港から旅行社が用意したマイクロバスに乗り込んで、高速道路をひた走ります。 仁川空港は10年ほど前に島を削って作った空港だそうで、ゴルフ場しかないような閑散とした風景が続きます。
約1時間でソウル市内に到着です。韓国は全国民のおよそ4分の1がソウル市民。およそ半分が首都圏民という人口過密地帯なので、郊外にはこのようなマンションが所狭しと乱立しています。


市内中心部に向かう途中には、随所にこのような下町があります。 まるで、30~40年前の日本の風景ですね。
韓国は目覚ましい経済発展を遂げたとはいえ、市の周辺はまだまだ貧困な人達が大勢居住しているようです。幹線道路は道幅はありますが、舗装が悪くてゴテゴテです。しかもあまり運転マナーが良くなくて、皆ビュンビュンと飛ばして急ブレーキをかけるので、運転手も乗客も疲れます。


市内中心部に近づいてくると、「電気屋」とか「水道屋」など、特定の専門職だけのお店が固まっている問屋街があります。日本で言うと、秋葉原とか日本橋などのような場所ですね。


市内中心部に入ってくると、風景は一変します。 片側8車線もある良く整備された道路に、高層ビルが建ち並んでいます。 韓国の経済成長を象徴していますね。




現地の添乗員さんに最初に連れて行ってもらったのは「東和免税店」です。


それほど広くありませんが、日本人観光客で賑わってます。 日本でもお馴染みのブランドが並んでいますが、免税価格とあって、家内と娘は目を皿のようにして見入ってました。


韓国は若い女性の観光地として人気がありますが、その理由の一つとして化粧品が安いことだそうです。最近特に人気があるのは、この「BBクリーム」です。芸能人の「IKKO」が紹介してから火が付いたそうですが、一口に「BBクリーム」といっても、色んなブランドがあるそうです


免税店を出ると、すぐ側にあるホテルに向かいました。 今回の宿泊先「コリアナ ホテル」は、客室数が344室で、23階建てのホテルです。


ここはソウル駅から北に向かった場所で、南大門の少し北、市庁舎や明洞(ミョンドン)地域の西側に位置しています。日本で言うと、新宿あたりの感じかな? このへんは風紀も良いので、夜出歩いても安心なんです。


ホテルのロビーは2階にあります。ロビーはあまり広くありませんが、ボーイさんの応対も良くて、感じが良いホテルでした。


チェックインを済まして部屋に荷物を置いたら、直ぐにマイクロバスに乗って夕食に直行です。




夕食場所は、梨泰院(イテウォン)地域にある焼肉レストラン「漢南ガーデン」です。 韓国ドラマ「悲しき恋歌」で、実際にロケに使われた焼肉店だそうです。


添乗員さんから「ここが主役が座っていた席ですよ。ロケの時と同じテーブルを予約しておきました!」と教えてもらいましたが、残念ながらうちの家族は誰もこのドラマを見たことがないので、さっぱり分かりませんでした。(大笑)


食べた焼肉は、定番の「骨付きカルビ」です。韓国のカルビは、梨の汁に浸けて肉を軟らかくしてあるので、美味しいですね。


韓国では、カルビをサンチェの葉っぱに乗せて、野菜と辛味噌をつけて、このように食べます。個人的には、肉と野菜は別々に食べる方が好みですが、せっかくなので韓国式で食べました。
「キムチと突き出しの豆もやしは、おかわり自由です」と言われましたが、キムチはけっこう辛かったので、おかわりは遠慮しておきました。


焼肉の最後は、「冷麺」で締めです。 韓国の冷麺を初めて食べましたが、まるで「しらたき」のような食感の細麺で、日本の冷麺とは全然別の食べ物ですね。
帰国後に調べたところ、「冷麺」というのは韓国が本場で、日本人が今食べている「冷麺」は、日本人が独自に考えた食べ物なのだそうですね。失礼しました。


ここの食事はツアー料金に含まれていますが、物足りなかったので、お肉を追加で注文してしまいました。観光地価格でした。(笑)


夕食後は「明洞」(ミョンドン)で観光です。ここは日本の原宿か渋谷のような場所で、若者のファッション街です。 平日だというのに、大勢の若者で賑わってます。


あまり広くない道一杯に屋台まで繰り出して大勢の人が歩いてますが、この狭い道を自動車やバイクも通り抜けていきます。


屋台はこんな感じで、食べ物から衣類やアクセサリーなど、ありとあらゆるものを売ってます。


この明洞で添乗員さんと別れて、その後はフリータイムです。 色んな店があって、家内や娘は大喜びでした。




ちょっと小狭い路地があれば、立派な商用ビルもありますね。


明洞からホテルへは、歩いて帰れる距離です。帰路はロッテ百貨店などがある高級ビジネス街なのですが、歩道にはやはり屋台があって、大勢の地元の人達が美味しそうに夜食をほおばってます。


いったい皆何を食べているんだろう? と近づいてみると、どうやら「どて串」か「おでん」のような食べ物のようです。食べてみたかったのですが、どのように注文すれば良いのか分からないので、諦めました。


帰路の途中にある市庁舎は、このように綺麗にライトアップされてました。 この辺りは道路も広場も広くて、本当に良く整備されてますね。




ホテルの部屋はこんな感じです。 今回の旅行は家内と娘の3人なので、ツインの部屋にエキストラベッドを1台入れてもらってます。このため少し狭くなってしまいましたが、設備としてはまずまずでした。





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