2008年07月06日

63.敦賀に行ってきました

7月に入ってガソリン価格は益々高騰中です。
ベクトラもプントもプレミアムガソリンなので、セルフスタンドでもリッター190円弱という価格は、家計の脅威です。「もう遠出はできないなぁ。。。」と覚悟していたのですが、天気の良い休日に自宅にこもっているのは、どうも性に合いません。
せめて高速道路料金だけでも節約しようと、ETCの通勤割引が適用される片道100km以内の観光地をと言うわけで、福井県の敦賀市に行きました。

北陸自動車道の敦賀インターを降りて、まず最初に寄ったのは、「日本海さかな街」です。 とっても大きな鮮魚市場ですね!。あまりに広すぎて、慣れないと道に迷いそうです。
時刻はまだ10時前なので、割とひっそりしています。鮮魚なので、購入は帰宅前にするとして、今は取りあえず下見しておきました。


その後、敦賀の観光ガイドに出ていた「金ヶ崎緑地」に行ってみました。
ここは海岸沿いの公園なのです。良く整備されていますが、景色的には特に目新しいものはありませんでした。(苦笑)


直ぐ近くには、「旧敦賀港駅舎」があります。古い駅舎を移築して再現したものだそうで、今は資料館となっていました。


そこからクルマで5分ほどの距離にある、「アクアトム」という公共施設に行ってみました。


館内は割と良くある「科学資料館」という感じです。ここに敦賀の見所を案内してくれるバーチャル観光案内があったので、この後の観光行程の役に立ちました。


市内をブラブラしたら、そろそろお昼です。「うなぎ」が食べたかったので、ネットで調べておいた「うなぎや源与門」に行ってみました。
敦賀市内から小浜方面に30分ほど走行した、田舎の国道沿いのお店でした。ところが、駐車場に泊まっているクルマのナンバープレートを見てみると、「京都」「なにわ」「神戸」と多彩です。


おおっ!これは「知る人ぞ知る名店」なのか?  期待がふくらみます。


注文したのは、この「うな重」。肝吸いを付けて価格は2,000円弱なのですが、実に美味しかったです!
実はふんわりで、皮はサクサクと香ばしい。表面だけでなくご飯の中にももう一段、量は少ないですがウナギが入っていました。この内容でこの価格なら納得です! 遠くからわざわざ来店する日とが多いのもうなずけますね。


その後向かったのは、「敦賀原子力館」です。
敦賀原発の少し手前にある見学施設で、入場料は無料ですが立派な施設ですね。 でも、入り口の脇には「原発事故発生時の非難集合場所」と書かれてあったのが印象的でした。


館内はこのように展示施設の他に、原発施設を離れた場所から見学できるように、望遠鏡が設置されていました。
まあ、どうという設備ではありせんが、原子力発電所には、一般的な「軽水炉型」の他に「高速増殖炉型」というものがあり、同じ敦賀にある「もんじゅ」が日本で初めて作られた「高速増殖炉型」なのだ。ということを知りました。


敦賀原発へは、海岸沿いの道を通っていきます。日本海を眺めるのは久しぶりだったので、ここでちょっとクルマを停めて休憩。


海を見渡すと、こんな海上警察船が航行してました。
今日は北海道洞爺湖サミット開催直前だったので、海上もテロを警戒してたんです。この他にも、ベクトラのレーダー探知機のカーロケが頻繁に反応して、パトカーとも何台もすれ違いました。原発周辺はテロが最も怖いので、今日は厳戒令が引かれているようです。


次に向かったのは、「美浜原子力発電所」です。
こちらに行くには橋を渡らないといけないのですが、やはり今日はテロを警戒して、関係者以外通行禁止になっていました。


原発の手前にある、「美浜原子力PRセンター」に入ってみました。こちらも入場無料なのですが、色々な展示物があります。


こんな感じで展示してあります。展示施設の内容は、先に寄った「敦賀原子力館」よりも、質・量ともに充実してました。


これは原子炉内部を再現した実物大模型です。
「へ~っ、原子炉の中ってこんなふうなんだ。。。」 なかなか良くできた展示で、思わず見入ってしまいました。


そろそろ帰宅時間が近づいたので、お土産を買うために、また「日本海さかな街」に寄りました。
するとどうでしょう。朝はあんなに空いていたのに、夕方に行くと駐車場が満杯です!! 「敦賀インター」入り口のすぐ手前にあるので、帰りに鮮魚のお土産を買うには最適な場所ですからね。皆さん考えることは同じです。


広い市場は人で溢れてました。凄いですね!
僕は「甘エビ」と「アジの干物」と「イカの塩辛」を買って帰りました。 どれも皆美味しかったですよ!!



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