2008年08月31日

64.プジョー407納車されました

本日、待望のプジョー407が納車されました。昨日までの豪雨がウソのように晴天で、絶好の納車日和です。
このクルマを購入したのは名古屋の中古車屋さんですが、さっそく初ドライブを兼ねて、岐阜県垂井町の南宮大社にお祓いに行ってきました。これらは南宮大社に停めた時の写真です。


このクルマの特徴は、「誰が見ても派手なこと」
ボンネットからルーフまで続くラインは、「これでもかっ!」というほど急角度で盛り上がり、そのままトランクにスーッと降りてきます。ボンネット、ルーフ、トランク・・・。どこにも直線がありません。凄いデザインです。


長~いボンネットですが、大きなフロントウィンドウのおかげで、前方視界は悪くありません。前方の路面は、けっこう足下まで良く見えるんです
おかげで、1840mmの車幅ですが狭い道でも思いの外スムーズに走行できます。


この大きな目と大きな口は、プジョー以外の何者でもありません。
マイナーチェンジ後の407はアンダーグリルの桟もメッキされていますが、うちの初期型はメッキがありません。黒のボディなので、ここはビシッとメッキグリルにしたい気がします。


このテールはすっきりしていて良いですね。
最近の国産車に多いホワイトテールは、僕にはどうも子供っぽく見えてしまいますが、このテールは全面「赤」で統一されていて、良く見るとウインカーとバックランプが、それぞれオレンジと白色で仕込まれていますます。とってもセンスが良いですねぇ~!


さて、乗り味は、ベクトラとは全く異質のものでした。
カドが無くてとても柔らかい乗り心地で、普通に考えると国産車的な感じなのですが、いざコーナーを速めの速度で駆け抜けると、全く違います。車体の内側が持ち上がって外に振られるようなことはなく、車体の外側が「じわ~っ」と沈み込むような感じなんです。これはなかなかのものです。
しかもステアリング操舵は驚くほど軽いので、片手だけで「すい~っ」と苦もなく曲がってしまいます。ベクトラの重いステアリングの調子で「えいやっ!」とステアリングを切ると、曲がりすぎてしまい、途中で戻さないといけないほどです。「こんなに楽ちんにコーナリングしても良いのだろうか?!」と、考え込んでしまいます。

エンジンは実に静かです。ベクトラの「おいらは大排気量の6気筒エンジン なんだゾ!」と言わんばかりの「ドロドロドロ~」という迫力あるエンジン音に比べると、はっきり言ってもの足りません! まっ、これが高級車の味付けなんでしょうね~。

6速ATのミッションは、シフトチェンジのショックもなく、実にスムーズです。ただしプジョーの特質か、アクセルをゆっくり踏んでいても、市街地では低いギアで引っ張る傾向があります。燃費のためには、もう少し早めにシフトアップしてもらいたい気がします。


本皮シートにフル装備。おまけに格好良いし、乗り心地も良い。と、良いことずくめの407ですが、唯一気に入らないのが、このナビとオーディオです。
最新のHDDを備えて、HDDに録音もできるという今風の最先端なのですが、なぜか操作はタッチパネルでなく、いちいちリモコンを手にとって「ぐにゅぐにゅ」と操作しないといけません。しかも、あまりにも機能が多すぎて操作方法は超難解なんです!!
名古屋から南宮大社までの2時間近く。助手席の家内があれこれと試してみましたが、ついぞ全然使いこなすことができませんでした。すぐに変な画面が出てきて、パニック状態です。最後にはとうとう、ベクトラから取り外した「SANYOのミニゴリラ」を膝の上に置いて、「次の交差点を右折だよ!」と、人力ナビゲーションと相成りました。これは慣れるまで時間がかかりそうです。

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