2003年07月19日

17.ゴルフクラブのグリップ交換

僕がゴルフを始めたのは随分以前だったのですが、ちっとも上達しなかったので直ぐに止めてしまい、以来ずっと休眠していました。ところが最近、仲の良い友人が根気に誘ってくれるお陰で、ぼちぼち再開し始めました。腕前は相変わらずですが、どうも僕は練習するより道具の方が気になります。今持っているクラブは15年ほど前に購入して永らくお蔵入りしていたものなので、グリップのゴムが硬化しています。
そこで、自分でグリップを交換することにしました。

さて、これらがグリップ交換に必要な道具です。右から、
両面テープ(350円)
交換液(560円)
グリップガイド(350円)
そしてカッターナイフです。
何本か交換してみて分かったのですが、慣れればグリップガイドは使わなくてもすんなり交換できます。


これが今回交換するクラブと新しいグリップです。新しいグリップは柔らかくて気持ちが良いですね。


古いグリップは、このようにカッターナイフで切り裂いて外します。シャフトにカッターナイフで傷を付けないように注意して、ほんの一皮だけゴムを切り残して、後は手で裂くようにして切り開きます。
シャフトに傷をつけないようL字型になった専用のカッターナイフも売っていますが、少し注意して作業すれば大丈夫です。グリップは、根本の方にいくにつれて分厚くなっていますので、だんだん力が必要になってきます。


グリップが全部取り外しできました。もしもシャフトに糊が付いていたら、シンナーで拭いておきます。


次に、シャフトに両面テープを貼ります。グリップの下の方に力がかかることはありませんので、両面テープはグリップの長さより3~4cm短いくらいで十分です。


両面テープはシャフトの根本より少し長めにしておいて、シャフトの中側にテープの先を折り込んでおきます。こうすると、グリップを挿入する際に両面テープが「めくれて」しまうことを防止できます。


グリップをシャフトに押し込む前に、「交換液」をグリップの内側とシャフトにたっぷりスプレーします。「交換液」の正体はシンナーのような揮発性の溶剤で、これをスプレーすると、両面テープの粘着力が一時的に弱まるのです。交換液はすぐに乾いてしまいますので、手早くグリップをシャフトに「ぬるっ」と差し込みます。グリップは柔らかくて「ねじれ」やすいので、交換液が乾かないうちに、ロゴの向きなどに注意して微調整しておきます。
この際に交換液はケチらずにたっぷりスプレーしましょう! これをケチるとグリップを差し込んでいる途中で乾いてしまい、取り返しがつかなくなります。(実は、最初の1本目はケチったばかりに、新品のグリップを1本パーにしてしまいました・・・・)


今回は「チッパー」のグリップも交換しました。
最近買ったものなので、グリップを交換する必要はないのですが、僕にはどうも長さがしっくりこなくて使いづらかったのです。そこで、グリップを外してシャフトを短くすることにしました。
鉄製シャフトなので、このようにジクソーで1インチ(約2.5cm)ほどカットしました。(写真右端に写っているのが、カットしたシャフトです)
たったこれだけのことですが、持った感じは随分変わりました。でも、果たしてどれだけ効果があるのかは、試してみないと分かりませんけど・・・(笑)。



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